北海道議会
日本の議会 北海道議会 ほっかいどうぎかい 北海道議会議事堂 | |
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議会の種類 | 一院制 |
議長 | 第31代:大谷亨 (自民党・道民会議) |
副議長 | 第33代:勝部賢志 (民主・道民連合) |
成立年月日 | 1901年(明治34年)(北海道会法による設置) 1947年(昭和22年) (地方自治法による設置) |
所在地 | 〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西6丁目 |
任期 | 4年 |
定数 | 101 |
院内構成図 | |
院内勢力 | 自由民主党・道民会議北海道議会議員会(自民党・道民会議)(50) 北海道議会民主・道民連合(民主・道民連合)(25) 北海道結志会 (11) 北海道議会公明党議員団 (8) 日本共産党北海道議会議員団 (4) |
選挙制度 | 中選挙区制 小選挙区制 |
議会運営 | 委員会中心主義 |
公式サイト | 北海道議会 |
シンボル |
北海道議会(ほっかいどうぎかい)は、日本の地方議会。北海道の議決機関。
目次
1 概要
1.1 所在地
1.2 役員
1.3 定例会と臨時会
1.4 委員会
2 会派
3 各選挙区の定数・区域・選出議員
4 歴史
5 事務局組織
6 その他
6.1 「一番ひどい議会」発言
6.2 議場コンサート
7 主な道議会出身者
7.1 国会議員(現職)
7.2 国会議員(元職)
7.3 市町村長
7.4 その他
8 脚注
9 外部リンク
概要
所在地
北海道札幌市中央区北2条西6丁目
議会庁舎は1951年2月竣工。地上5階・地下1階。1990年代に改築が検討され1996年9月に久米設計の案が採択されたが、財政難のため翌1997年に建設が凍結される。
役員
- 議長:大谷亨(第31代、自由民主党・道民会議)
- 副議長:勝部賢志(第33代、民主・道民連合)
定例会と臨時会
定例会と臨時会のいずれも知事が招集して開会される。
- 定例会
- 年4回開会。道政方針や予算などの重要事項について審議する。
- 臨時会
- 特に緊急事案が生じた場合か、議員定数の4分の1以上の議員から請求があった場合に開会。
委員会
常任委員会は以下の9つの委員会が設置されている。特定案件について審議・調査する必要がある場合に設けられる特別委員会は現在6つ設置されている[1]。
委員会名 | 定数(人) | 委員長名(所属会派) | 副委員長名(所属会派) |
---|---|---|---|
総務委員会 | 12 | 村田憲俊(自民党・道民会議) | 沖田清志(民主・道民連合) |
総合政策委員会 | 11 | 金石武吉(結志会) | 三好雅(自民党・道民会議) |
環境生活委員会 | 11 | 志賀谷隆(公明党) | 中野秀敏(自民党・道民会議) |
保健福祉委員会 | 11 | 稲村久男(民主・道民連合) | 吉田祐樹(自民党・道民会議) |
経済委員会 | 11 | 橋本豊行(民主・道民連合) | 吉川隆雅(自民党・道民会議) |
農政委員会 | 11 | 野原薫(自民党・道民会議) | 笹田浩(民主・道民連合) |
水産林務委員会 | 11 | 冨原亮(自民党・道民会議) | 宮川潤(共産党) |
建設委員会 | 11 | 吉田正人(自民党・道民会議) | 山崎泉(結志会) |
文教委員会 | 12 | 梅尾要一(自民党・道民会議) | 松山丈史(民主・道民連合) |
委員会名 | 定数(人) | 委員長名(所属会派) | 副委員長名(所属会派) |
---|---|---|---|
議会運営委員会 | 14 | 八田盛茂(自民党・道民会議) | 稲村久男(民主・道民連合) |
委員会名 | 定数(人) | 委員長名(所属会派) | 副委員長名(所属会派) |
---|---|---|---|
産炭地域振興・エネルギー問題調査特別委員会 | 17 | 藤沢澄雄(自民党・道民会議) | 菊地葉子(共産党) |
北方領土対策特別委員会 | 17 | 千葉英守(自民党・道民会議) | 池端英昭(民主・道民連合) |
新幹線・総合交通体系対策特別委員会 | 17 | 大崎誠子(自民党・道民会議) | 阿知良寛美(公明党) |
人口減少問題・地方分権改革等調査特別委員会 | 16 | 中山智康(結志会) | 花崎勝(自民党・道民会議) |
少子・高齢社会対策特別委員会 | 16 | 広田まゆみ(民主・道民連合) | 吉川隆雅(自民党・道民会議) |
食と観光対策特別委員会 | 16 | 梶谷大志(民主・道民連合) | 村木中(自民党・道民会議) |
北海道地方路線問題調査特別委員会 | 17 | 喜多龍一(自民党・道民会議) | 三津丈夫(民主・道民連合) |
会派
2015年4月12日に行われた道議会議員選挙の結果を反映している。
会派名 | 議員数 | 所属党派 | 代表者名 |
---|---|---|---|
自由民主党・道民会議北海道議会議員会 | 50 | 自由民主党 | 東国幹 |
北海道議会民主・道民連合議員会 | 25 | 立憲民主党・国民民主党 | 高橋亨 |
北海道結志会 | 11 | 新党大地2人・旧民進系5人・無所属4人 | 金岩武吉 |
北海道議会公明党議員団 | 8 | 公明党 | 森成之 |
日本共産党北海道議会議員団 | 4 | 日本共産党 | 真下紀子 |
欠員 | 3 | ||
定数 | 101[2] |
- 出典:北海道議会ホームページ「北海道議会議員選挙区別・会派一覧(H30.5.1現在)」
各選挙区の定数・区域・選出議員
- 選挙区数:47
選挙区名 | 定数 | 選出議員 |
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札幌市中央区 | 3 | 千葉英守、小林郁子、藤川雅司 |
札幌市北区 | 4 | 吉川隆雅、道見泰憲、中野渡志穂、佐野弘美 |
札幌市東区 | 4 | 大崎誠子、星野高志、阿知良寛美、宮川潤 |
札幌市白石区 | 3 | 伊藤条一、広田まゆみ、森成之 |
札幌市厚別区 | 2 | 花崎勝、菅原和忠 |
札幌市豊平区 | 3 | 吉田祐樹、大越農子、松山丈史 |
札幌市清田区 | 2 | 岩本剛人、梶谷大志 |
札幌市南区 | 2 | 丸岩浩二、畠山みのり |
札幌市西区 | 3 | 和田敬友、加藤貴弘、欠員1 |
札幌市手稲区 | 2 | 角谷隆司、須田靖子 |
函館市 | 5 | 川尻秀之、佐々木俊雄、平出陽子、高橋亨、志賀谷隆 |
小樽市 | 3 | 八田盛茂、川澄宗之介、菊地葉子 |
旭川市 | 6 | 加藤礼一、東国幹、三井あき子、安住太伸、吉井透、真下紀子 |
室蘭市 | 2 | 千葉英也、滝口信喜 |
釧路市 | 4 | 小畑保則、笠井龍司、橋本豊行、田中英樹 |
帯広市 | 3 | 清水拓也、三津丈夫、山崎泉 |
北見市 | 2 | 船橋賢二、塚本敏一 |
岩見沢市 | 2 | 村木中、中川浩利 |
網走市 | 1 | 佐藤伸弥 |
苫小牧市 | 3 | 遠藤連、沖田清志、安藤邦夫 |
稚内市 | 1 | 吉田正人 |
美唄市 | 1 | 野原薫 |
江別市 | 2 | 布川義治、勝部賢志 |
名寄市 | 1 | 中野秀敏 |
根室市 | 1 | 松浦宗信 |
千歳市 | 2 | 梅尾要一、太田憲之 |
滝川市 | 1 | 大河昭彦 |
登別市 | 1 | 赤根広介 |
恵庭市 | 1 | 田中芳憲 |
伊達市 | 1 | 中山智康 |
北広島市 | 1 | 小岩均 |
北斗市 | 1 | 長尾信秀 |
空知地域 | 4 | 稲村久男、白川祥二、荒当聖吾、欠員1 |
石狩地域 | 2 | 内海英德、池端英昭 |
後志地域 | 2 | 村田憲俊、市橋修治 |
胆振地域 | 1 | 神部典臣 |
日高地域 | 2 | 藤沢澄雄、金岩武吉 |
渡島地域 | 2 | 冨原亮、笹田浩 |
檜山地域 | 1 | 内田尊之 |
上川地域 | 3 | 竹内英順、本間勲、北口雄幸 |
留萌地域 | 1 | 浅野貴博 |
宗谷地域 | 1 | 三好雅 |
オホーツク東地域 | 1 | 髙橋文明 |
オホーツク西地域 | 2 | 久保秋雄太、新沼透 |
十勝地域 | 4 | 喜多龍一、大谷亨、池本柳次、佐々木恵美子 |
釧路地域 | 1 | 小松茂 |
根室地域 | 1 | 中司哲雄 |
- 夕張市の区域、芦別市の区域、赤平市の区域、三笠市の区域、砂川市の区域、歌志内市の区域、深川市の区域及び空知総合振興局所管区域を合わせて一選挙区とし、これを空知地域という
- 石狩市の区域及び石狩振興局所管区域を合わせて一選挙区とし、これを石狩地域という
- 士別市の区域、富良野市の区域及び上川総合振興局所管区域を合わせて一選挙区とし、これを上川地域という
- 留萌市の区域と留萌振興局の所管区域を合わせた区域を合わせて一選挙区とし、これを留萌地域という
- 紋別市の区域とオホーツク総合振興局の所管区域(佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、興部町、西興部村及び雄武町の区域に限る。)を合わせて一選挙区とし、これをオホーツク西地域という
歴史
- 1901年(明治34年)
- 3月 - 北海道会法、北海道地方費法制定。
- 8月10日 - 初の道会議員選挙。議員定数35名、任期は3年。
- 10月21日 - 第1回道会が庁立札幌中学(現・札幌南高等学校の前身)の屋内運動場を仮議場として開会される。
- 1947年(昭和22年)
- 4月30日 - 戦後初の道議会議員選挙。定数81議席
- 5月3日 - 日本国憲法施行と併せて地方自治法が施行される。これにより北海道会は北海道議会に改められる。
1952年(昭和27年)
- 2月23日 - 北海道議会開設50周年と議事堂落成の記念式典。新議場(現在の議場)の使用が開始される。
事務局組織
- 議会事務局[3]
- 総務課
- 議事課
- 政策調査課
- 秘書室
その他
「一番ひどい議会」発言
2007年9月18日に開かれた政府の地方分権改革推進委員会において、前鳥取県知事の片山善博が「ほとんどの自治体の議会で八百長と学芸会をやっている。一番ひどいのが北海道議会」と名指しで発言。答弁の内容を事前にすり合わせし、議場で答弁書を棒読みする姿勢などを厳しく非難した。
この発言に対し、北海道議会側は現状を十分に理解せず一方的だとして議長・釣部勲(当時)の名で抗議文を提出した(すり合わせや棒読みの実態は以前から報道などで再三指摘されている)。
議場コンサート
毎年1~2回、定例会本会議1日目の昼休みに各方面で活躍されている音楽家を議場に招いて「議場コンサート」を開催している。これは音楽愛好家の議員で組織する「北海道議会文化・音楽議員連盟」が1994年から実施しているものであり、現在までに20回以上議場内で演奏会などがおこなわれている。この「議場コンサート」は一般道民も鑑賞することができ、形式上「傍聴」なので料金を徴収することもない。
主な道議会出身者
国会議員(現職)
自民党
船橋利実(衆議院議員)
吉川貴盛(衆議院議員)
中村裕之(衆議院議員)
伊東良孝(衆議院議員)
堀井学(衆議院議員)
伊達忠一(参議院議員)
立憲民主党
道下大樹(衆議院議員)
佐々木隆博(衆議院議員)
公明党
稲津久(衆議院議員)
佐藤英道(衆議院議員)
横山信一(参議院議員)
国会議員(元職)
高木宏寿(衆議院議員)
今津寛(衆議院議員)
清水誠一(衆議院議員)
武部勤(衆議院議員)
佐藤静雄(衆議院議員)
中川義雄(参議院議員)
岩本政光(参議院議員)
岩本政一(参議院議員)
渡辺省一(衆議院議員)
山本市英(衆議院議員)
林路一(衆議院議員)
岡田春夫(衆議院議員)
阿部文男(衆議院議員)
塚田庄平(衆議院議員)
木下成太郎(衆議院議員)
北村義和(衆議院議員)
市町村長
蝦名大也(釧路市長)
山口幸太郎(千歳市長)
前田康吉(滝川市長)
原田裕(恵庭市長)- 若狭靖(厚岸町長)
菅原功一(元・旭川市長)
小谷毎彦(元・北見市長)
板谷実(元・苫小牧市長)
高橋定敏(元・留萌市長)- 酒井芳秀(元・新ひだか町長)
その他
荒井幸作(実業家)
尾崎豊(中標津空港誘致の功労者)
大越農子(元・漫画家)- 石林清(実業家)
- 小野寺秀(著述業)
脚注
^ 北海道議会ホームページ。道議会の仕組み ○本会議と委員会(2011年5月9日閲覧)
^ 2018年11月現在。
^ 北海道庁ホームページ 北海道機構一覧表 平成29年4月1日現在
外部リンク
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