石橋凌
いしばし りょう 石橋 凌 | |||||
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本名 | 石橋 秀樹 いしばし ひでき | ||||
生年月日 | (1956-07-20) 1956年7月20日(62歳) | ||||
出生地 | 日本・福岡県久留米市 | ||||
血液型 | AB | ||||
職業 | 俳優(映画・テレビドラマ)、ミュージシャン | ||||
活動期間 | 1978年 - | ||||
活動内容 | 1978年、ARBのボーカリストとしてレコードデビュー( - 1990年、1998年 - 2006年) 1985年 - 俳優活動開始 | ||||
配偶者 | 原田美枝子 | ||||
著名な家族 | 優河(長女) 石橋静河(次女) | ||||
事務所 | ENTER the DEE | ||||
公式サイト | 石橋凌 オフィシャルサイト | ||||
主な作品 | |||||
映画 『ア・ホーマンス』 『キッズ・リターン』 『オーディション』 『BROTHER』 『自殺サークル』 『呪怨』 『MW』 ドラマ 『武田信玄』 『あしたがあるから』 『お金がない!』 『眠れる森』 『蘇える金狼』 『ビギナー』 『ハルとナツ 届かなかった手紙』 『スモーキング』 | |||||
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石橋 凌(いしばし りょう、1956年7月20日 - )は、日本の俳優、ミュージシャン、歌手である。本名は石橋 秀樹(いしばし ひでき)。血液型はAB型。かつてはアパッチ、現在はENTER the DEE、に所属する。アメリカの映画俳優組合 (SAG) の会員で、アメリカではゴールデン・メディア・グループが代理している。
目次
1 略歴
2 エピソード
3 出演作品
3.1 テレビ
3.2 映画
3.3 オリジナルビデオ
3.4 ウェブドラマ
3.5 ドキュメンタリー
3.6 CM
4 音楽
4.1 シングル
4.2 ソロアルバム
5 書籍
6 脚注
7 参考文献
8 関連項目
9 外部リンク
略歴
本項は人物、俳優活動、ソロ活動のみ記す。
福岡県久留米市出身で福岡県立久留米高等学校を卒業した。俳優として名高いが、1980年代に熱狂的な支持を得たロックバンドARBのボーカルである。1977年に、ボーカルを探していたバンドへオーディションで合格して加入した。
5人兄弟の五男で、兄に影響されて中学の頃からジョン・レノンやビートルズ、ローリング・ストーンズ、ボブ・ディランを好み、中学1年生で父が他界し、高校2年生で音楽家志望を決意した。父の死について、ソロシングル「カクテル・トゥナイト」に収録された「12の頃」で歌われている。
デビュー時に所属したシンコーミュージックはアイドルグループとして売り出そうとし、ピンク・レディーの前座を務めたこともある。1978年10月にシングル「野良犬」でデビューするも、方向性の違いから1年足らずでシンコーミュージックから独立した。
独立したものの、レコードの売れ行きやコンサートの動員に悩んでいた20代半ばに、ドラマーの相原誠とともに赴いたスポーツクラブで、金子正次と松田優作に出会う。松田に自身の悩みを相談するなど交流したのち、松田が監督する映画『ア・ホーマンス』に誘われて出演する。それまで演劇経験がほとんどなかった石橋は、松田から厳しい指導を受けて演じてキネマ旬報新人男優賞を受賞し、本格的に映画俳優を志す。大河ドラマ『武田信玄』、映画『ボクの女に手を出すな』『Aサインデイズ』などに出演したが、ミュージシャンが俳優を兼ねている印象もあり、石橋は中途半端になるなら俳優は辞める気でいた。
尊敬していた松田優作がハリウッド進出中に病死したことを受け、1990年にARBを解散して音楽活動を封印し、俳優業に専念した。『クロッシング・ガード』(1995年)の演技がアメリカで認められた後、1997年にARBを再結成して第4期ARBとして1998年2月にシングル「TOKYO OUTSIDER」で復活する。音楽活動と俳優業と両立していたが、2006年3月1日に石橋が脱退を表明してARBは活動を止めた。
石橋自身「追う役より追われる役の方が多かった」と話すほど、かつてはヤクザ役が多かったが、現在は刑事や判事など多彩な役柄を演ずる俳優として知られる。1995年よりアメリカ映画俳優組合 (SAG) の会員となる。2006年6月1日に鈍牛倶楽部からスティングカンパニーへ移籍し、2008年4月にエイベックスへ移籍する。
妻は女優の原田美枝子、長女は歌手の優河、次女は石橋静河[1]。
エピソード
- 高校卒業からARBに加入するまでは、アルバイトを転々としていた。最後はイタリアンレストランで、ピザは生地から作れるほどの腕前である。
餡と蛇が苦手である。- 1980年代は、バンドのイメージに配慮したストレートな役柄が多かったが、今では癖のある俳優のイメージが強い。
- 殺される役が多かったため、福岡の母に出演の話をすると「また殺されると?」と聞かれた。
- 再結成後、石橋がミュージシャンであることを知らなかったスタッフに、ARBが俳優のバンド活動だと勘違いされたこともある。
- ARBのライブではスタンドに設置したシンバルを高々と蹴り上げる。
- 2002年、46歳でシングル「カクテル・トゥナイト」でソロデビューした。ARBとは違い、バラード中心の曲目である。
- 1980年発売でアルバム『BAD NEWS』に収録された「乾いた花」は、ビートたけしが好んでおり、1999年の「ビートたけし トリ・BEATライブ」にたけしがARBとして参加し、凌もたけしの曲「浅草キッド」を歌った。
出演作品
テレビ
大河ドラマ(NHK)
武田信玄(1988年) - 織田信長 役
龍馬伝(2010年) - 朝比奈昌広 役
松本清張作家活動40年記念・張込み(1991年、フジテレビ) - 石井久一 役
あしたがあるから(1991年、TBS) - 反町健太 役
新宿サラ金物語(1992年、フジテレビ)
松本清張スペシャル・疑惑(1992年、フジテレビ) - 秋谷茂一 役
教師夏休み物語(1992年、日本テレビ) - 荒井周一 役
君が見えない(1994年、関西テレビ) - 樋口彰 役
お金がない!(1994年、フジテレビ) - 氷室浩介 役
炎の消防隊(1996年、テレビ朝日) - 北崎雄太 役
松本清張スペシャル・中央流沙(1998年、日本テレビ) - 岡村局長 役
眠れる森(1998年、フジテレビ) - 恩田刑事 役
蘇える金狼(1999年、日本テレビ) - 甘木公次 役
隣人は秘かに笑う(1999年、日本テレビ) - 向井 役
サイコドクター(2002年、日本テレビ)
ビギナー (2003年、フジテレビ) - 野佐木恍也 役
ブラックジャックによろしく (2003年、TBS) - 藤井義也 役
囚人のジレンマ(2004年、TBS) - 東出裕文 役
ハルとナツ 届かなかった手紙 (2005年、NHK) - 海野海軍中佐 役
女王蜂(2006年、フジテレビ) - 大道寺欣造 役
輪舞曲(2006年、TBS) - 伊崎吉彦 役
相棒 Season 6(2007年、テレビ朝日) - 三雲法男 役
探偵 左文字進11(2007年、TBS)
蒼い瞳とニュアージュ(2007年、WOWOW) - 須藤道久 役
ギラギラ(2008年、テレビ朝日) - 葛城大成 役
NHKスペシャル・最後の戦犯 (2008年11月29日、NHKBSハイビジョン、12月7日、NHK総合) - 加藤大佐役 ※2008年度芸術祭参加作品
RESCUE〜特別高度救助隊 (2009年、TBS) - 芹沢忍 役- 土曜ドラマ「外事警察」(2009年11月-12月、NHK) - 有賀正太郎 役
パーフェクト・リポート 第1話(2010年10月17日、フジテレビ) - 宮島総理大臣 役
検事・鬼島平八郎(2010年10月 - 12月、ABC・テレビ朝日) - 敷島康広 役
モリのアサガオ 新人刑務官と或る死刑囚「絆」の物語 第6話(2010年11月22日、テレビ東京) - 赤石英一郎 役
刑事・鳴沢了2〜偽りの聖母〜(2011年5月20日、フジテレビ) - 鳴沢宗治 役
運命の人(2012年1月 - 3月、TBS) - 安西傑 役- ドラマスペシャル「刑事魂」(2012年3月31日、テレビ朝日) - 亀山秋二 役
結婚しない(2012年10月 - 12月、フジテレビ) - 樋口亨 役
レディ・ジョーカー(2013年3月 - 4月、WOWOW) - 白井誠一 役
七つの会議(2013年7月 - 8月、NHK) - 北川誠 役- テレビ未来遺産"終戦"特別企画「報道ドラマ 生きろ 〜戦場に残した伝言〜」(2013年8月7日、TBS) - 大田実 役
株価暴落 5話(2014年10月19日、WOWOW) - 財前知春 役[2]
- 特集ドラマ ナイフの行方(2014年12月22日・23日、NHK総合) - 堀田 役
ゴーストライター(2015年1月 - 3月、フジテレビ) - 鳥飼正義 役
花咲舞が黙ってない 第2シリーズ(2015年7月 - 9月、日本テレビ) - 堂島正吾 役
連続ドラマW メガバンク最終決戦(2016年2月 - 3月、WOWOW) - 五条健司 役
NHKスペシャル未解決事件File.05『ロッキード事件』(2016年7月、NHK)- 田中角栄 役
スモーキング(2018年4月 - 7月、テレビ東京) - 主演・左辺重蔵 役
映画
暴力戦士(1979年) - バンド 役 ※ARBのメンバー(当時)全員が出演
ROCK is SEX さらば相棒(1982年) - ラチ 役
ア・ホーマンス(1986年) - 山崎道夫 役 ※キネマ旬報新人男優賞、熊本映画祭新人男優賞受賞
ボクの女に手を出すな(1986年) - 加島和也 役
Aサインデイズ(1989年) - サチオ 役 ※ヨコハマ映画祭主演男優賞受賞
月はどっちに出ている(1993年) - 姜忠男 役(WOWOWの短編のみ出演)
ナチュラル・ウーマン(1994年) - 風に乗って来る男 役
クロッシング・ガード(1995年・アメリカ) - ジェフリー 役 ※ハリウッドデビュー作(SCREEN ACTERS GUILDに加入)
新・悲しきヒットマン(1995年) - 橘孝 役
極道の妻たち 危険な賭け(1996年) - 神鳥亮平 役
キッズ・リターン(1996年) - ヤクザの組長 役
迅雷 組長の身代金(1996年) - 稲垣 役
チンピラ(1996年) - 大谷 役
無国籍の男 血の収穫(東京マフィア)(1997年) - 黒木慎矢 役
林檎のうさぎ(1997年) - お父さん 役
冷たい血(1997年) - 嵯峨荘介 役
オーディション(2000年) - 青山重治 役
殺し/KOROSHI(2000年) - 浜崎祐司 役
BROTHER(2001年・日米合作) - 石原 役
実録 夜桜銀次(2001年) - 石神司郎 役
実録 夜桜銀次2(2001年) - 石神司郎 役
自殺サークル(2002年) - 黒田敏春 役
Dog Star(2002年) - ゴング 役
AIKI(2002年) - 平石正嗣 役 ※報知映画賞助演男優賞、高崎映画祭最優秀助演男優賞受賞
姐御(2003年) - 田所五郎 役
MOON CHILD(2003年) - ローリエ 役
g@me.(2003年) - 葛城勝俊 役
最後の恋、初めての恋(2003年・日中合作) - 恩田聡 役
THE SCOOP(ショートフィルム)(2004年)
THE JUON-呪怨(2004年・日米合作) - 中川刑事 役
ワル-FINAL(2006年) - 桜木瓢吉 役
46億年の恋(2006年) - 新所長 役
DREAM CRUISE(2007年) - エイジ(英治) 役
呪怨 パンデミック(THE JUON-呪怨2)(2007年)
ローグアサシン (原題 War)(2007年) - シロ・ヤナガワ 役
犯人に告ぐ(2007年) - 曾根要介 役
TRAPPED ASHES(2007年)
幸福(2007年) - 中年男 役
軍鶏(2008年) - 佐伯院長 役
世界で一番美しい夜 (2008年) - 仁瓶欽一 役
さそり(2008年) - ジョンオー 役
MW-ムウ-(2009年) - 沢木和之 役
陰獣(2009年) - モギリョウジ 役
BOX 袴田事件 命とは(2010年) - 立松刑事 役
ハラがコレなんで(2011年) - 児玉次郎 役
逆転裁判(2012年) - 狩魔豪 役
外事警察 その男に騙されるな(2012年) - 有賀正太郎 役
トワイライト ささらさや(2014年、ワーナー・ブラザース映画) - ユウタロウの父 役
杉原千畝 スギハラチウネ(2015年) - 大橋忠一 役
マスカレード・ホテル(2019年)- ホテル総支配人 藤木 役[3]
オリジナルビデオ
- 死神の使者(1991年)
- ヤクザvsマフィア(1993年・日米合作) - 澤本修爾 役
- 刺青 IREZUMI(1994年・アメリカ) - 樋口元治 役
- LEVEL(1994年) - 堂本英世 役
- LAマフィア戦争 大殺戮(1996年・日米合作)
代償(2016年10月、hulu) - 白石慎次郎 役
ウェブドラマ
三井不動産レジデンシャル製作WEBドラマ「タイムスリップ!堀部安兵衛」(2014年) - 部長 / 大石内蔵助 役
ドキュメンタリー
- 世界初 タクラマカン砂漠 幻の大河漂流(2000年、テレビ東京)
日曜美術館「魂こがして 青木繁~海を越えた“海の幸”と石橋凌の対話~」(2017年7月23日、NHK)
CM
キッコーマン トライアングル焼酎(1990年 - 1995年)
日産・テラノ レグラス(1996年)
サントリー リザーブウィスキー(CF)(1998年)
ナイキジャパン オリンピック2000(2000年)
日産・デュアリス(2007年) - ナレーター
ロト7「続・話は変わる」篇(2013年)
音楽
シングル
カクテル・トゥナイト(2002年)
- カクテル・トゥナイト
- 乾いた花(ARB/Self Cover)
- 12の頃
忘れてはイケナイ物語り (2002年)
- 最後のことば
- HEY!WAR(ARB)
- ボート・ピープル(LIVE/ARB Self Cover)
- IMAGINE(ジョン・レノン/Cover)
ソロアルバム
表現者 (2011年)
- 喝!(ARB)
- 乾いた花(ARB)
- 我がプレッジ
- 最果て
- TOKYO SHUFFLE
- 待合室にて
- 淋しい街から (ARB)
- 形見のフォト
- Dear my soulmate
- 縁のブルース
- AFTER '45(ARB)
- 魂こがして(ARB)
- AFTER '45 (ARB)(with 福山雅治)*ボーナスシングルに収録
- 最果て(Piano version)*自伝本に収録
書籍
- 渾身/石橋凌(生江有二著・シンコーミュージック刊)(1989年)
- 表現者(山口猛・三嶽貴彦キネマ旬報社刊)(1999年)
- 自伝本 表現者〜我語る 魂こがして〜 カンゼン刊 (2011年)
脚注
^ “石橋静河 映画初主演 石橋凌と原田美枝子の次女「怖いけど楽しみ」”. スポニチアネックス. (2016年8月2日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/08/02/kiji/K20160802013081620.html 2016年8月2日閲覧。
^ “「株価暴落」試写会で織田裕二の握手を瀬戸康史がスルー!?”. livedoorニュース. (2014年10月8日). http://news.livedoor.com/article/detail/9337289/ 2014年10月11日閲覧。
^ “木村拓哉×長澤まさみ「マスカレード・ホテル」追加キャスト20名登場の予告公開”. 映画ナタリー. (2018年10月18日). https://natalie.mu/eiga/news/304104 2018年10月18日閲覧。
参考文献
『テレビ・タレント人名事典第6版 ~「石橋凌」項目』 日外アソシエーツ(2004)
関連項目
- 日本の男優一覧
- 福岡県出身の人物一覧
- 俳優
外部リンク
ARB OFFICIAL WEB SITE - ARB公式サイト
石橋凌 Official Website - syncl 内のプロフィール、2012年5月1日時点のアーカイブ(現状:非公開設定)
石橋 凌 apache Official Site - アパッチ公式のプロフィール、2015年4月25日時点のアーカイブ(現状:トップページに転送)
石橋 凌 WEBSITE - エイベックス公式のプロフィール
- 石橋凌 Ryo Ishibashi Official Website - Gran Vision
石橋凌 (@ryostaff) | Twitter - 公式Twitter
石橋凌 Dear My Soulmate - Facebook
石橋凌 - KINENOTE
石橋凌 - テレビドラマデータベース
- 石橋凌 - NHK人物録
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