バイオハザード (ゲーム)






























































バイオハザード
BIO HAZARD
ジャンル
サバイバルホラー
対応機種
PlayStation
セガサターン
ゲームアーカイブス(PS3/PSP)
Microsoft Windows
開発元
カプコン
発売元
カプコン
シリーズ
バイオハザードシリーズ
人数
ストーリーモード:1人
メディア
CD-ROM一枚
(『ディレクターズカット』および『ディレクターズカット デュアルショック対応版』の場合は二枚組)
発売日

PlayStation:
日本の旗 1996年3月22日
アメリカ合衆国の旗 1996年3月30日
欧州連合の旗 1996年8月1日
セガサターン:
日本の旗 1997年7月25日
アメリカ合衆国の旗 1997年8月31日
欧州連合の旗 1997年10月1日
Microsoft Windows:
日本の旗 1997年9月14日
欧州連合の旗 1997年9月17日
アメリカ合衆国の旗 1997年9月30日
PlayStation(ディレクターズカット):
日本の旗 1997年9月25日
アメリカ合衆国の旗 1997年9月30日
欧州連合の旗 1997年12月10日
日本の旗 2006年11月22日 (ゲームアーカイブス、PSP)
日本の旗 2007年4月26日(ゲームアーカイブス、PS3)
PlayStation(ディレクターズカット デュアルショック対応版):
日本の旗 1998年8月6日


アメリカ合衆国の旗 1998年9月14日
利用料金
有料
対象年齢
CERO:D(17才以上対象)
ESRB:M(17歳以上)
BBFC:15(PCでは18)
PEGI:16
PEGI:18
USK:16(16歳未満提供禁止)
USK:18(18歳未満提供禁止)
コンテンツ
アイコン

[CERO] 不明
ダウンロード
コンテンツ

なし
売上本数
PS日本の旗 111万本 (出荷数[1])
世界 275万本[2]
ディレクターズカット
世界 113万本[2]
ディレクターズカット デュアルショック対応版
世界 120万本[2]
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バイオハザード』(BIO HAZARD, 日本国外ではResident Evil)は1996年にカプコンより発売されたPlayStation用ホラーアクションアドベンチャーゲーム。その後様々なプラットフォームに移植される。


本項では同作品の移植作、リメイク作品も合わせて解説する。




目次






  • 1 概要


  • 2 ストーリー


  • 3 システムの特徴・概要など


  • 4 S.T.A.R.S.


  • 5 登場人物


    • 5.1 S.T.A.R.S.アルファーチーム


    • 5.2 S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム


    • 5.3 その他




  • 6 登場クリーチャー


    • 6.1 二次感染で誕生した生物


    • 6.2 生物兵器B.O.W.




  • 7 登場武器


  • 8 ゲームの舞台


  • 9 バイオハザード ディレクターズカット


  • 10 バイオハザード ディレクターズカット デュアルショックver.


  • 11 biohazard(リメイク版)


    • 11.1 隠し難易度


    • 11.2 登場武器(リメイク版)


    • 11.3 新クリーチャー




  • 12 バイオハザード Deadly Silence


  • 13 バイオハザード HDリマスター


  • 14 主なスタッフ


    • 14.1 PlayStation版


    • 14.2 ニンテンドーゲームキューブ版




  • 15 反響


    • 15.1 初代




  • 16 その他


  • 17 テーマソング


  • 18 脚注


    • 18.1 注釈


    • 18.2 出典




  • 19 参考文献


  • 20 外部リンク





概要


タイトルの「BIO HAZARD」には「生物災害」という意味があり(バイオハザードの項も参照)、それを筋としストーリーが展開されている。日本国外のタイトルである「Resident Evil」は、「内に潜む悪(害悪)」という意味をもつ。


1998年7月23日のアメリカの中西部に位置するアークレイ山の洋館が舞台となっており、そこで起こったバイオハザードに見舞われながらも、殺人事件の捜査のために洋館に潜入したラクーン市警の特殊作戦部隊S.T.A.R.S.の隊員達の戦いを描いている。


発売当初はアクの強い洋ゲー風味な作風が業界関係者から酷評され、売れ行きも芳しく無かったが、購入に至ったユーザーの口コミにより徐々に好評が広まり、大ヒットに繋がった。


本作の大ヒットにより、バイオハザードシリーズとしてシリーズ化され、ホラーゲームが多数発売されるきっかけとなった。また、当時のゲーム次世代機戦争においてPlayStationの優位に大きく貢献した。後年には他プラットフォームへの移植、リメイク作品も多数発売している。



ストーリー


1998年夏、アメリカ中西部の地方都市ラクーンシティの郊外で、孤立した民家が10人前後のグループに襲われ、住民が食い殺されるという猟奇的殺人事件が発生した。その異常性にも反して犯人は特定されず捜査は難航。その後も犠牲者が続出したことで、事態を重く見たラクーン市警は特殊作戦部隊S.T.A.R.S.(スターズ)に出動を要請する。7月23日の夜、同部隊のブラヴォーチームが街郊外のアークレイ山地にヘリで捜査に向かったが、その後通信が途絶え、チームは行方不明となってしまう。


翌日24日の夜、主人公クリス、ジルが所属するアルファチームがブラヴォーチーム捜索のため現場へと向かい、墜落したヘリとパイロットの遺体を発見。直後、皮膚の至る所が腐り落ちた、異様な姿の野犬の群れに襲われてしまう。この時アルファチームも隊員の一人ジョセフ・フロストが死亡、もう一人が行方不明となり。ヘリで待機していた隊員ブラット・ヴィッカーズは恐れをなして、仲間を置いたままヘリで飛び去ってしまった。残された隊員たちは森の中を逃げ回るうち、一軒の古びた洋館を発見してどうにか逃げ延びることができた。


しかしほっとする間もなく、一発の銃声が玄関ホールに届く。主人公が銃声のした方角の部屋へ向かうと、そこには森の中の野犬と同じく、全身が腐り果てた、どう見ても死んでいるはずなのに動く人間――ゾンビと、それに食い殺されたブラヴォーチームの隊員のケネスの遺体があった[注 1]。あまりにも異様な状況に、主人公は隊長のウェスカーに報告しようとするが、玄関ホールを確保していたはずのウェスカーは忽然と姿を消していた。腐った野犬の群れに囲まれているため玄関から外には出られず、残された主人公は他の仲間と脱出手段を見つけ出すため、館の中を調査することになる。


洋館の中は至る所にゾンビが徘徊しており、先に逃げ込んでいたブラヴォーチームの隊員達が餌食となっていた。また、迷路のように入り組んだ構造で、扉はいくつもの鍵で閉ざされ、様々な仕掛けが行く手を阻む狂気の館だった。


残されていたファイルから、この異常事態が、ここで秘密裏に研究されていたウイルスが漏出し、それに感染した人間が怪物化したことによる「バイオハザード」であったことが判明する。


捜査が進むにつれゾンビだけでなく、ウイルスに感染し異様に巨大化・狂暴化した自然界の生物までもが襲い掛かってくるようになった。洋館裏手の寄宿舎をひと通り捜査し終えた時点で、主人公はようやくウェスカーと再会。洋館の中でまだ調べていない施錠されたエリアの捜査を命じられる。


洋館へ戻ると、そこにはゾンビの代わりに、ゴリラと爬虫類が融合したような、明らかに自然界には存在しない怪物が徘徊していた。新たに発見したファイルから、それが研究されていたウイルス ー 「T-ウイルス」を用いて軍事利用のために開発された生物兵器であり、連続猟奇殺人事件へのS.T.A.R.S.出動が、生物兵器の実戦データを得るために仕組まれていたことが判明。その事実は、生き残っていたブラヴォーチームのリーダー、エンリコ・マリーニから裏切者の存在が告げられ、さらにそのリーダーが目の前で何者かに射殺されたことで疑いのないものとなる。


そして、洋館の地下に隠されていた研究所の最深部で、黒幕である製薬会社アンブレラがS.T.A.R.S.に送り込んだスパイであったウェスカー隊長と対峙。彼は主人公らを抹殺するため最強の生物兵器タイラントを起動させるが、暴走したタイラントは逆にウェスカーを手にかけてしまう。


主人公らは死闘の末タイラントを撃破し、先に逃げていたヘリを呼び出して研究所からの脱出に成功。悪夢の夜からの生還を果たした。



システムの特徴・概要など


プレイヤーは、このS.T.A.R.S.隊員のクリス・レッドフィールドやレベッカ・チェンバース、ジル・バレンタインを操作してゾンビをはじめとした様々な敵に対処しながら、アイテムを駆使して洋館から脱出することを目的としている。


続編『バイオハザード2』以降『6』までは、様々な武器を使ってクリーチャー達を倒す楽しみや、ミニゲームなどのやりこみ要素の充実に重点が置かれているが、本作では純粋な恐怖感の追求が主眼となっている。


別の部屋などへ移動する際、ハードの都合からロード時間(移動先エリアデータの読み込み時間)が発生するが、それを扉を開ける、階段を昇降する、などの描写演出でカバーすることで、恐怖感の増幅や緊張感の持続に成功している。


作品発表当時のCG技術では十分な恐怖を演出できなかったため、オープニングやエンディングなどに外国人俳優の出演する実写ムービーを使用している。また、PC版ではオープニングはカラーで収録されている。『バイオハザード2』以降ではCGムービーを使うようになったため、結果的にこれは本作のみの要素となった。


プレイヤーが最初にどの部屋に行ったのか、などの選択肢や行動でストーリーが分岐する。それによって、ジル編ではバリー・バートンによる救済措置が入る(つまり難易度が左右される)こともある。また、脱出・救出できたメンバーによってエンディングも分岐する。


カリフォルニア芸術大学ではデータの可視化による分析により、バイオハザードの地図デザインを「再帰的なロックの解除」として取り上げ、「館とその周辺地域のレイアウトはおそらくバイオハザードデザインの中で最も難しい部分の1つであったが、カプコンのデザイナーによる設計のおかげでゲームは最高のものとなった」と絶賛した[3][4]


キャラクター選択画面は、クリスとジルの警察の身分証明書から選ぶといった演出になっている。


ジルはクリスに比べ、難易度が低めのゲームバランスとされている。ただしジルは体力が低い。また、ジル編とクリス編では登場する人物やストーリーにも違いがある。なお、主人公として選択しなかったキャラクターは序盤で行方不明となるが、ラストで救出できる。



クリス編の特徴



  • パートナーは新人隊員のレベッカ。指示の出し方によっては、体力回復に役立つ。

  • 初期装備はコンバットナイフと救急スプレー(リメイク版では救急スプレーは無し)。ベレッタはジルが落としたものを後から入手。

  • 銃を構えるのが早く、体力が高い。ナイフの攻撃力が高い。

  • 持てるアイテムの数は6つ。

  • 簡単な鍵は「小さな鍵」を使って解錠する。持てるアイテム数が少ない上に「小さな鍵」でアイテム欄を消費するので、ジルよりもアイテムの運用が難しい。

  • クリス専用武器として「火炎放射器」が手に入る。ただし、特定エリア内でしか使用できない上に射程が短いため、使い勝手は良くない。

  • ジルと比べ、敵クリーチャーが多い。

  • リメイク版では「ライター」が専用アイテムになる[注 2]。そのため、死体焼却に必要なアイテム欄が「燃料ボトル」1つ分でよい。

  • リメイク版では緊急回避アイテムとして、対象に即死&クリムゾンヘッド化を阻止+(クリス本人含む)周囲にダメージという強力な「閃光手榴弾」を使用できる。





ジル編の特徴



  • パートナーはベテラン隊員のバリー。窮地に陥っても分岐次第ではバリーによる救済措置がある。

  • 初期装備はコンバットナイフ、ベレッタ、救急スプレー(リメイク版では救急スプレーは無し)。

  • 銃を構えるのが遅く、体力が低い。ナイフの攻撃力がクリスに比べると低い。

  • 持てるアイテムの数は8つ。

  • 簡単な鍵は「キーピック」を使って解錠する。持てるアイテム数が多い上に「キーピック」はアイテム欄を消費しないため、クリスより多くのアイテムを運用できる。

  • ジル専用武器として「グレネードガン」(リメイク版では「グレネードランチャー」)が手に入る。これにより、敵の弱点を突いた攻撃が可能。リメイク版では焼夷弾をゾンビに使用すると、ダメージを与えると共に焼却効果があり、クリムゾン・ヘッド化を防ぐことができる。ただし、グレネード弾以外は手に入る予備弾薬の数はクリス編より少ない。

  • クリスと比べ、敵クリーチャーが少ない。

  • リメイク版ではクリスと違い「ライター」でもアイテム欄を消費するため、死体焼却に必要なアイテム欄が「ライター」と「燃料ボトル」の2つ分必要。

  • リメイク版では緊急回避アイテムとして、大ダメージを与えるスタンガンを使用できる。





S.T.A.R.S.



ラクーン市警察所属特殊作戦部隊の名称。各分野で活躍する優秀な人材のみで構成されたエリート集団。部隊名は「Special Tactics And Rescue Service」の略で、読みは「スターズ」。特殊作戦(治安維持、人質救出等)を主な任務としている。当初は5マンセル×2班の10名構成を想定されていたが、現在は12名2班で構成されている。また、隊員にはそれぞれ役割を分担する配置が決められており、任務時にはPMおよびBUM(下記参照)が前線に立つことが多いが、他の隊員たちも高い戦闘能力を有している。『2』および『3』のラクーン市警察のオフィスには隊員の集合写真が飾ってあり、新人のレベッカを除く全員の姿を見ることが出来る。



LDR(リーダー)

指揮官の位置にあり戦術的な作戦決定を行うチームの核。

PM(ポイントマン)

チーム内では最も危険なポジション。最前線での戦闘を任務とするため、最も優秀な隊員が就く。

BUM(バックアップマン)

前衛の援護役。PMとコンビで行動することが多い。

OM(オムニマン)

機器の操作や重火器の整備・運搬などが主な任務。後方での戦略的な行動が必要とされる。

RS(リア・セキュリティ)

ヘリの操縦や警護、後方警戒が主な任務。時には狙撃手にもなる。



登場人物




S.T.A.R.S.アルファーチーム




クリス・レッドフィールド(Chris Redfield)

年齢:25 血液型:O 身長:181cm 体重:80.4Kg 出身:ニューヨーク 趣味:主にロックを聞く事 配置:PM

主人公。元空軍所属の熱血漢であり精神的にも強靭なタフガイ。喫煙家。オープニングでは逃走中にハンドガンを紛失する迂闊な所や、そのままナイフだけで単独捜索を開始するという無鉄砲な所をみせる。ジル編ではオープニング後行方不明だが、後に研究所に監禁された状態で再会する。


ジル・バレンタイン(Jill Valentine)

年齢:23 血液型:B 身長:166cm 体重:50.4Kg 趣味:ピアノ演奏・乗馬 配置:RS

主人公。米陸軍特殊部隊デルタフォース訓練課程を修了している。爆発物処理の専門家にして、その他の化学知識もあり、薬品の調合などもこなす。また手先が器用なため開錠術やトラップ処理などを得意としている。クリス編ではウェスカーと共に行方不明になり、後に研究所に監禁された状態で再会する。ピアノが上手で、作中でも「月光」を難なく弾いていた。なお、隊員12名中唯一、防弾ベストを装備せず肩パッドのみを装着している。


アルバート・ウェスカー(Albert Wesker)

年齢:38 血液型:O 身長:183cm 体重:84.5Kg 趣味:フットボール・戦史研究 配置:LDR

S.T.A.R.S.総隊長兼アルファーチーム隊長。生物工学のスペシャリストで、元陸軍の技術将校。アンブレラ社からの派遣により就任し、高い戦闘能力と豊富な知識、鋭い洞察力を持つ。実は事件を裏で糸引く存在。セガサターン版の『バトルゲーム』ではゾンビとなって登場する。

『バイオハザード2』の登場人物ウィリアム・バーキンとはアンブレラ社の研究者時代の同期であり、一連の事件で共謀している。

バリー・バートン(Barry Burton)

年齢:38 血液型:A 身長:186cm 体重:89.3Kg 趣味:銃の収集・釣り 配置:BUM

ジル編のパートナーで、元SWATにしてクリスとは親しい仲。S.T.A.R.S.にクリスをスカウトしたのも彼である。火器関係の知識が豊富で、隊内での火器の整備・補充を担当。その扱いにも優れており、本作では私物として44マグナムを所持し、ロケットランチャーをヘリに積み込むが、これが後に最良の結果となる。また、武器はハイパワーのものを好んでいるようで、制式装備のサムライエッジも他のメンバーより大きい口径のものを使用。モイラとポリーという二人の娘がおり、家族を大切にしている。

クリス編ではオープニング以後登場せず、そのまま行方不明になっている。続編の『バイオハザード2』において、ジル編で登場しないレベッカ・チェンバースを含めて5人とも生還したことが語られている。

ジョセフ・フロスト(Joseph Frost)

年齢:27 血液型:B 身長:179cm 体重:72.3Kg 趣味:手品 配置:OM

整備技師で、危険物取り扱いなどの資格を持ち、車軸整備を担当。血の気が多く暴走気味な性格で、緊急時の行動には不安がある。オープニングでオリジナル版ではエドワードの手首を、リメイク版では後述のケビン・ドゥーリーの死体を発見、続けざまにケルベロスに襲われ、取り乱しながら携行していたショットガンを乱射するも喉笛を噛み千切られて死亡。アルファチームで唯一どのルートを通っても死亡する隊員。

ブラッド・ヴィッカーズ(Brad Vickers)

年齢:35 血液型:O 身長:174cm 体重:60.8Kg 趣味:スポーツ観戦 配置:RS

科学防護要員で、通信機器関係の扱いに長けており、ヘリ操縦免許も取得。プレッシャーに弱く長い物に巻かれる小心者で、一部の仲間には「チキンハート」と不名誉なあだ名を付けられている。今回の作戦ではヘリの操縦を担当し、ケルベロス襲撃の際ヘリで仲間を見捨てて逃走するも良心の呵責に苛まれつつ、森の上空でガス欠直前まで連絡を待ち続けた。



S.T.A.R.S.ブラヴォーチーム



エンリコ・マリーニ(Enrico Marini)

年齢:41 血液型:O 身長:190cm 体重:83.0Kg 趣味:ゴルフ 配置:LDR

S.T.A.R.S.副隊長兼ブラヴォーチーム隊長。経験豊富なベテラン。チームメンバーからの信頼も厚く、実績などを考慮すれば本来は隊長の位置に就くべき人物であったが、出資企業の介入によりウェスカーの下に甘んずることとなった。また、バリーの良き相談相手となっていて、親しい様子。単独行動で洋館を探索していた中、事件の真相とウェスカーの裏切りを知り、ジル編では彼女に真相を伝えようとした直後に、クリス編では彼をウェスカーの共犯者だと誤解し銃を向けた直後に、物影に隠れていたウェスカーに急所を撃たれて死亡。

ケネス・J・サリバン(Kenneth J. Sullivan)

年齢:45 血液型:O 身長:188cm 体重:96.8Kg 趣味:造園・犬の調教 配置:PM

化学兵器に対する対策・防護専門で、偵察、陣地確保といった危険を伴う任務につく。無口でチーム最年長かつ唯一の黒人。ブラヴォーチームで最初に見つかる犠牲者で、初めて主人公が遭遇するゾンビの餌食となっており、PS版では首を完全に食い尽くされ(ジル編では展開によって、さらに両脚部分も食い尽くされる)、半壊した彼の頭が転がるが、リメイク版では首を食い破られているのみ。また、リメイク版で彼のフィルムからゾンビの餌食になる直前の映像を見ることができる。

リチャード・エイケン(Richard Aiken)

年齢:23 血液型:AB 身長:172cm 体重:62.5Kg 趣味:映画鑑賞 配置:BUM

通信担当。陽気な好青年にして人情の機微を読むことに長けており、同チームで年齢も近いことからレベッカの指導役として行動した。ヨーンに襲われるが、ルートによっては生存している状態で出会うことができ、主人公にヨーンの存在を伝えた後、通信機を託すと、ヨーンの噛み傷による致命傷と毒により死亡する。また、リメイク版ではプレイ次第で助けることができるが、どちらも主人公を庇ってネプチューンかヨーンの餌食になって死亡してしまう。オリジナル版では立派な体格の持ち主であったが、リメイク版では比較的細めの体格[注 3]となり、髪も金髪になっている。また、リメイク版以降では彼を助けておくと後に遺品として彼の使っていたアサルトショットガンを入手することができる。

アンブレラクロニクルズではレベッカと共にブラヴォーチームの捜索にあたるなど、陽気な性格は健在で、希望を無くしたレベッカを励ましつづけた。書室でヨーンと戦闘となり、レベッカを庇い重傷を負う。

フォレスト・スパイヤー(Forest Speyer)

年齢:29 血液型:A 身長:183cm 体重:71.1Kg 趣味:ドライブ 配置:OM

電脳犯罪・整備担当。プロ意識が強く、チーム内での信頼も厚い。クリスやジルとは入隊以前からの仲であり、射撃能力も高くクリスと1、2を争う程で、本作のグレネードランチャーは彼が携行していた物である。クリーチャーとの戦いにより傷ついた体で洋館のテラスまで辿り着くも、クロウに襲われて死亡。リメイク版では最初は死体だが、エリアの奥に進むとゾンビ化し、襲い掛かってくる。その移動速度は、クリムゾン・ヘッドと同様非常に速い。なお、ディレクターズカットのアレンジ版でもゾンビ化して襲い掛かってくる(能力は通常のゾンビと同様)。また、モードによって手榴弾を体にまとって出てくる時もある(これを撃つと大爆発を起こし、ゲームオーバーになる)。

エドワード・デューイ(Edward Dewey)

年齢:26 血液型:A 身長:193cm 体重:112.1Kg 趣味:ダンス 配置:RS

ヘリ操縦担当。ライフル狙撃を得意とし、チーム一の巨漢。PS版では、アルファチームが到着する前に死亡しており、アルファチームの捜索中にハンドガンを握ったままの右手だけが発見される。

リメイク版では一切登場せず、ケビンがこの役目を果たしている。存在そのものが消されたわけではなく『バイオハザード0』でラクーン・フォレストを行動中にゾンビ犬の群れに襲撃され、息も絶え絶えに逃げ込んだ黄道特急でレベッカと出会うが、彼女に森は危険であることを告げて死亡したことが明かされている。

なお、説明書にはイラストや説明が載せられておらず、プロフィールは攻略本が初出である(その際もイラストは載せられていなかった)。また、セガサターン版特典の小説の巻末の開発秘話内に没キャラクターが掲載されており、その内の1人が「DEWEY」という名前の黒人キャラクターで、クリス編、ジル編双方をクリアした際のおまけキャラクターとして登場する予定だったことが明かされている。


レベッカ・チェンバース(Rebecca Chambers)

年齢:18 血液型:AB 身長:161cm 体重:42.1Kg 趣味:読書・旅行 配置:RS

クリス編パートナー。マイペースな性格だが、衛生担当にして化学知識に優れ、大学も飛び級で入学し、18歳で卒業。経験不足ではあるが、毒に冒されたクリスを助けるために血清を取りに行ったり、怪植物を退治するための薬品を調合したり、起爆装置を作動させたりと活躍する。楽譜が読めるが、ピアノは上手ではない。洋館事件直前にS.T.A.R.S.に配属され、今回の任務が初出動だったため、クリスとの面識はなく、ジル編では登場しない。

オリジナル版では快活な性格であり、クリスとの初対面時や会話での受け答えの際のリアクションはオーバーなものであったが、リメイク版では、落ち着いた性格となった。

続編の『バイオハザード2』ではクリス編では登場しないバリーと共に、5人で生還を果たしたという設定になっている。



その他



ケビン・ドゥーリー(Kevin Dooley)

リメイク版に登場する。R.P.D.所属で、旧作のエドワードのポジション(リメイク版『1』ではエドワードが遺体を含めて登場しない)。エンジントラブルの際にヘリで待機中に怪物に襲われて死亡(これが後にジョセフが序盤にてパニックを起こした原因となる)。また、『バイオハザード0』のオープニングにも登場する。



登場クリーチャー



本作に登場するクリーチャーは、T-ウイルスに二次感染して自然発生したものと、生物兵器B.O.W.として開発されたものの2種類がいる。



二次感染で誕生した生物




ゾンビ(Zombie)

製薬会社アンブレラが開発した生物兵器「T-ウィルス」に感染し、怪物化した人間。死体と描写されることもあるが、正確には死んでおらず、ウィルスの影響で皮膚が所々腐り落ち、生ける屍といった様相を呈しているためこう呼ばれる。こうした現象を引き起こすのは遺伝子変質による新陳代謝の活発化で、強靭な力や銃で撃たれても死なない生命力を得る反面、肉体から急速にエネルギーが失われ細胞が壊死してゆく。また前頭葉が破壊されるため思考力はほとんどなく、激しいエネルギー消費から常に強い飢餓感を抱え、食欲を満たすために他の人間を襲い肉を食らう。また食物を効率よく消化するため胃液は強い酸性となっており、相手に吐きつければ損傷させる凶器ともなる。感染前の習慣、記憶は多少残っており、主に自分に関わりのある場所を徘徊する他、ドアの開閉を行うことは可能。

クロウ(Crow)

T-ウイルスに感染した生物の肉を食べることで二次感染を起こしたカラス。外見は眼が赤く変色している以外は変わっていないが、銃声にもひるまず人間に襲いかかってくるなど凶暴性が増大している。

モンスタープラント(Monster Plants)

温室にある観葉植物がウィルスに汚染された水を吸収して変異したもの。異常成長によって葉や茎が硬質化しており、プレイヤーが近付くと鞭のように叩きつけて攻撃してくるほか、首を絞めつけてくる。なお叩きつけ攻撃はダメージは受けても死ぬことはない。通常の武器の攻撃は一切通じないが、アイテム(除草剤)を使うことで枯らすことができる。

ヨーン(Yawn)

実験用に飼育されていた毒蛇が事故で逃げ出し、ウィルスに感染したことで常軌を逸した巨体に成長したもの。ウィルスの影響からか、体表は鱗とぬめりを帯びた赤い瘤に覆われている。全長は10mに達し、胴回りはドラム缶のように太くなり、人間を丸呑みにすることさえ可能。その時に大口を開けた姿があくび(Yawn)に見えるためこの呼び名がついた。牙に他の有毒クリーチャーと比較にならないほど強力な毒を持っており、これに侵されるとわずか数分で意識を失い死に至るうえ、ブルーハーブの解毒成分が効かない(治療するには洋館の一室に保管されている専用の血清が必要)。中ボスとして登場し、一度目は撃退のみで、後にもう一度闘うことになる。

リメイク版では外見が変わっており、胴がさらに太くなったことで太さに対する全長の割合が小さいアンバランスな体型になった。また、動きがやや緩慢に変更されている。DS版では別個体が存在し、寄宿舎ナイフバトルのボスとして登場する。

アダー(Adder)

森林地帯に住むクサリヘビがT-ウイルスに二次感染し、凶暴化したもの。サイズは通常の蛇と変わりないが繁殖力に異常をきたしており、洋館中庭の樹上や水門付近に大量に潜んでいる。生物の体温を感知すると集団で現れ、ウイルスの影響で毒性が増した牙で噛みつく。耐久力は低いが、倒しても無限に出現する。

リメイク版では噛みついた相手を確実に毒に侵す赤色の変異種が存在するが、無限出現ではなくなった。また、洋館内のある一室で特定の仕掛けを作動させると、トラップとして数匹が一斉に出現する。

ワスプ(Wasp)

後述のプラント42の花粉や、T-ウイルスに感染した昆虫を捕食したことで二次感染したハチ。ウイルスの影響で大型化したが個体差があり、大きくても小鳥程度。しかし寄宿舎に巨大な巣を作り盛んに繁殖している。生物が巣に近づくと集団で現れ、肥大した尾針で毒を打ち込む。

リメイク版では、特定のアイテムを使うことで全滅させることが可能になった。また、洋館にも研究員がとらえた個体が1匹出現し、毒性がない代わりにHPと攻撃力が高い他、前述の大型タイプの攻撃力が通常の8倍に増加され、刺されると力尽きることもあるという強化がされた[5]

プラント42(Plant42)

寄宿舎の大広間に生息する巨大怪植物。名前は大広間が観測ポイント42と指定されていたことに由来する。漏洩したウィルスと、水浸しになった大水槽エリアから特殊な薬品の溶けた水を吸収することで、寄宿舎全域にツタや根を張り巡らせるほどに成長した。知能までも獲得しており、普段は球根から伸びるツルを部屋の扉に絡ませて外敵の侵入を防ぎ、接近した生物にはツルをムチのように叩きつけ、頭上から強酸性の樹液を浴びせて仕留めた後、ツルの吸盤で体液を吸い上げる[注 4]。弱点は植物だけあって火炎系の攻撃。他にも対抗する手段としてアンブレラの研究員が「V-JOLT」という薬品を生み出しており、これを根に使用することで弱体化させることが可能。ジル編では、シナリオ進行によっては一定のダメージを与えた後にバリーが登場し、火炎放射器で倒してくれる。

リメイク版では部屋の広大化に伴い自身も巨大化、壁と天井一面に根を張り巡らせており、その一部から噴出する花粉攻撃などが付加された代わりに天井から垂れてくる酸攻撃がなくなった。また球根から伸びる触手も、先端がトゲの付いた棍棒状とつぼみ状の二種類に変化しており、それぞれ攻撃方法が異なる。さらに弱点となる球根の核は普段は硬質の花弁に包まれており、一定の間隔で開閉を繰り返す。



生物兵器B.O.W.



ケルベロス(Cerberus)

森でアルファチームを追い立てた腐った狂犬。正体はアンブレラがT-ウィルスを用いて創り出したB.O.W.(Bio Organic Weapon“有機生命体兵器”の略)で、開発ナンバーはMA-39。ギリシャ神話に登場する地獄の番犬がコードネームとなっている。軍用犬として有名なドーベルマンにウィルスを投与して創り出されたもので、ゾンビと同様に肉体の腐敗は著しいが、筋力や生命力は強化されており、俊敏な動きで獲物に食らいつく。さらに安価に製造することも可能で、他の個体と連携して獲物を襲う。しかし飢餓感から来る凶暴性を抑えきれず、制御面に問題を抱えている。施設内でのバイオハザードの最中に飼育場から脱走し、ラクーンフォレストの観光客を襲っていた。

リメイク版では強化されており、ハンドガンでは飛びかかってくる瞬間、ショットガンでも引き付けてから攻撃しないと転倒せず、攻撃直後のスキに反撃を受けてしまう。さらに「C:V」のような飛びかかってキックする攻撃や、相手を押し倒して喉笛を噛み切る即死攻撃も追加された。また、ストーリーを進める上でキーアイテム「犬笛」を使って、首輪のついた個体[注 5]と対峙する必要がある。

ウェブスピナー(Webspinner)

昆虫を含む節足動物のひとつである蜘蛛をベースにして開発されたB.O.W.。T-ウィルスの特徴の一つ“節足動物にもたらす著しい巨大化作用”により人間大の大きさにまで成長した。それに伴い生命力と毒性も強まり、“網の紡ぎ手”を意味する名前だが巣を作らず、毒液を吐き出して直接獲物を狩る。壁や天井を徘徊する機動力がウィルス散布用の兵器として有用と見なされていたが、知能が発達せずコントロールできなかったため失敗作と判断された。腹部に大量の幼体を抱えており、ナイフやハンドガンなどの威力の低い武器以外で倒すと腹部が弾け、ベビースパイダーが現れる。

なお、こうした失敗作のB.O.W.は大部分が廃棄されたが、資料として保管されたもの、不十分な処理で生き延びた後に繁殖したもの等は残っており、それらは素体の種を変えて再度研究[注 6]あるいは世界中の小規模な犯罪組織等に安価で売却されている[注 7]

ブラックタイガー(Black Tiger)

廃棄されたウェブスピナーのうちの一体が地下へ逃げ出し、突然変異を起こしてさらに巨大化した個体。黒く染まった体毛から研究者にその名で呼ばれていた。生命力も増大しており、広範囲に毒液を撒き散らし、見た目に似合わず素早い動きで突進してくる。変異の過程で巣を張る能力が戻っており、中庭地下の一室に巣を張り巡らしている。

ベビースパイダー(Baby Spider)

ウェブスピナー、ブラックタイガーを倒すと大量に出現する子グモ。子グモと言っても体長は20センチ程度に及ぶ。動きは素早く、集団で現れて足に噛み付いてくるが、ダメージは非常に低い上に毒性もなく、上を歩くだけで踏み潰せる。DS版では通常の敵として登場するようになり、全滅させても部屋に戻れば何度でも出現する。

リメイク版では数が少なくなっており、またこちらを攻撃してくることがなくなった[6]





ネプチューン(Neptune)

開発ナンバーFI-03。海洋生物のひとつ、ホホジロザメをベースにして開発されたB.O.W.。元々凶暴性のある動物だったため、T-ウイルスによる外観上の変化は軽度。寄宿舎地下の大水槽エリアに出現し、水中では“海の王”の名が示す通り無敵(攻撃しても一時的に追い払えるのみ)だが、水がなければナイフ攻撃1回で倒せるほど弱体化する。他にも幼体が2匹存在するが、こちらは追いかけてくるだけで攻撃はしてこない。なお、開発チームから兵器運用においては実用性はさほど高くないとされているが、T-ウイルスを投与した母体から生まれた幼体にも変異が確認されたため、後述のキメラのコンセプトでもある「自己繁殖によるB.O.W.の生産性の向上」における貴重なサンプルとされている。

リメイク版では設定も含めて大幅な変更がなされており、軍事利用ではなく、海洋生物へのウイルスの適合性の検証のために開発されたものとなっている。成体は全長8m近い巨躯に変貌し、食らいつかれた場合は即座にゲームオーバーになってしまう。幼体もリメイク前の成体のようなサイズとなり、積極的に攻撃してくるようになった。それに伴い対峙する部屋の構造や仕掛けも変わっている。


ハンター(Hunter)

開発ナンバーMA-121。武装した、また散布されたウイルスに感染発症しなかった人間を殲滅する「戦闘用の生体生物兵器」として開発されたB.O.W.。人間をベースに、T-ウイルスを媒介にして他の生物の遺伝子を組み込んだことで骨格が変形し、ゴリラのような類人猿を思わせる体形となった。体表を覆う鱗は防弾チョッキ並みの強度を持ち、両手の鉤爪は人間の首をたやすく切断することが可能。身体能力も非常に高く、他の個体と連携して獲物を追い詰め、“狩る”姿が名前の由来となっている。さらに簡単な命令ならば遂行可能な知能も有し、アンブレラが開発した生物兵器では最初の成功モデルとして、後に様々な改良型が開発されることになる。

リメイク版では体表が赤色の個体が登場し、即死攻撃「首狩り」を使用する条件が異なる(赤い方がこちらの体力に余裕があるうちから「首狩り」を使ってくる)[7]

キメラ(Chimera)

T-ウイルスを用いてハエの遺伝子を組み込んだ受精卵を人間の女性の子宮へ戻し、出産させるという常軌を逸した実験で生み出されたB.O.W.。昆虫の繁殖力をB.O.W.の効率良い生産に利用するため開発されたもので、ハエと同等のスピードで成長し成体になるが、知能も昆虫並みにしか発達しなかったため失敗作と判断された。しかし身体能力はハンター以上で、天井に取り付いて移動し、背中に飛びついてきたり鎌状の大きな爪で引き裂いて攻撃する。

リメイク版では体形が痩身になり、四つん這いで地面や壁を這い回ったり、戦闘中に通気口へ逃げ込んでは再び現れるなど、より昆虫じみた動きとなった。また、天井から鉤爪で相手を吊り上げて首を引き裂く即死攻撃が追加されている。


タイラント(Tyrant)

開発ナンバーT-002。知能を持ち、様々な命令を遵守、遂行する「究極の生命体」[注 8]を目指して開発されたB.O.W.。成人男性の身体をベースにT-ウイルス投与の他、様々な遺伝子改造が施されており、身長3m近い巨躯と武器となる左手の長大な爪を持つ。また、右胸に露出した心臓は素体本来のものではなく新たにとりつけられたもので、2つの循環器系によって人間をはるかに超える身体能力を獲得している。知能も設計上は目標のレベルに達しており、これの完成をもって洋館でのT-ウイルス計画は終了。B.O.W.研究開発の集大成として、ウイルスの正式名称「Tyrant(暴君)」と名付けられた。

リメイク版でも基本は同じだが、体色がSS版では通常の灰色の物以外に黄色っぽい物がおり、GC版以後は体色がやや明るくなり白に近くなっている。

スーパータイラント(S-Tyrant)

生命の危機に瀕したことで身体能力を抑えるリミッターが解除されたタイラント。外見は体表に赤みが差したのみだが身体能力が飛躍的に高まっている。反面、一切の制御を失った暴走状態ではあるが、グレネードやマグナムの弾丸さえものともせず突進し、左手の爪で敵をなぎ払う。物語終盤で自爆装置の3分間のタイムリミットの中で闘い、倒すにはヘリから投下されるロケットランチャーを使用する必要がある。

リメイク版でも戦闘に至るまでの展開は同じだが、戦闘には他の仲間(クリス編:レベッカ ジル編:バリー)が参加し、彼らがやられるとベストエンディングが見られなくなる。また2周目以降ではロケットランチャーを撃っても一度だけ弾を弾き飛ばす荒技を見せる。





登場武器



コンバットナイフ

モデルはM9。近接戦専用の武器。使用回数に制限がないが、銃器に比べて威力は低く、攻撃するために敵に接近する必要があるため、逆に敵から攻撃を受ける確率も高く、戦闘には常に危険が伴う。

ベレッタ


ベレッタM92FS。9mmパラベラム弾を使用する。ジルの初期装備で、クリスがゲーム開始後に拾うことができるのもジルが所持していた物である。弾薬が最も多く手に入る武器だが、威力は銃器の中では最低。攻撃時の隙が少ないため、逃げ回りながら攻撃がしやすく、クロウなどの小型の敵には対抗しやすいが、それ以外の敵には撃っても大して怯まないため、ハンターなどの移動速度の速い敵や集団相手には基本的に向かない。

後に武器・装備のモデルに協力した東京マルイのタイアップにより、S.T.A.R.S.専用という設定のジョウ・ケンドカスタムモデル「サムライエッジ」が作られ、GCリメイクには「クリス・レッドフィールドモデル」「ジル・バレンタインモデル」「バリー・バートンモデル」が登場する。また、作中には登場しないもののレベッカ・チェンバースモデル、アルバート・ウェスカーモデルなどの設定も存在する(なお、アルバート・ウェスカーモデルは『5』にて初登場する)。

ショットガン


レミントンM870。散弾を発射する武器。近距離で大きな威力を発揮する銃で、広範囲に弾をばら撒くため複数の敵を同時に攻撃できるが、距離による威力の減衰が大きい。至近距離で撃てばほとんどのゾンビを一撃で倒せる他、ハンター等をダウンさせることも可能。ただし敵を引き付ける必要がある上に発射後の隙が大きい。

リメイク版ではシナリオによっては、ショットガンよりも性能の良いアサルトショットガンが手に入る。

コルトパイソン

高威力のマグナム銃。357マグナム弾使用のリボルバー。威力は高く、ハンターさえも一撃で葬り去るが入手できる弾の数が少ない。バリーが私物として携行している銃もマグナムである。当初は44マグナム弾を使用する銃、コルト・アナコンダという設定だったが[注 9]、同製品の知名度が低かったため、パイソンということにされた(両銃は銃身上のベンチレーション・リブという共通の外観的特徴がある。パイソンの特徴の一つをアナコンダに導入したものだが、アナコンダの中身はパイソンの廉価モデルである コルト・キングコブラをスケールアップしたもの)。ディレクターズカット版のアレンジモードでは難易度の調整により、ケルベロスやウェブスピナーも一撃では倒せないほど弱体化しているが、クリア時間に関係なくベストエンディングを迎えると、無限コルトパイソンが使えるようになる。

グレネードガン

榴弾を発射する武器で、ジル編でのみ手に入る。フォレストが携行していた物で、フォレストの遺体と共にテラスに落ちている。S.T.A.R.S.が保有している物。3種類の弾を使用できいずれも高威力であるが、弾速が遅くハンターなどには回避されることがある上、弾道が放物線を描くので射程距離にクセがあり扱いづらい。

グレネード弾(炸裂弾)

中に炸薬を詰めた榴弾を発射し、着弾と同時に爆発させて攻撃する。どんな敵にも安定したダメージを与え、キメラを一撃で倒せる。

硫酸弾


硫酸の入った弾を発射し、敵に酸を浴びせる。皮膚の露出しているヨーンやハンターなどに効果的。

火炎弾(焼夷弾)

可燃性の液体を封入した弾を発射し、敵を燃やす。植物であるプラント42や、昆虫であるウェブスピナー、ブラックタイガーに効果的。



オリジナル版ではいずれの弾薬も一度込めてしまうとすべて撃ちつくすまで入れ替えることはできず、また同種の弾薬でも6発までしかまとめて装填はできなかった。[8]

火炎放射器

クリス編でのみ手に入る武器で、一部イベントではバリーも使用している。ただし仕掛け扉を開ける鍵となるため、中庭地下でしか使えない。弾薬ではなく燃料を消費し、連続的に炎を噴射するが、威力はさほど高くない上射程距離が短いため、敵の攻撃を受ける危険を伴う。

ロケットランチャー

バリーが秘密裏にヘリに積み込んだ兵器で、形状としてはM202A1に近い。スーパータイラント戦でブラッドが支援のために投げ落としてくれる物で、これを使わないとスーパータイラントにとどめが刺せない。また、3時間以内に本編をクリアすることで、次の周回から弾数が無限のロケットランチャーを使用することができるようになる。その威力は、当たりさえすれば全ての敵を一撃の下に沈めることができるが、上下に向けられないため、天井に張り付いている時のキメラや足元から攻撃してくるアダー、這いずりゾンビなど一部の敵に当てることはできない。また弾速が遅く、攻撃時の隙も大きい。



ゲームの舞台


アメリカ中西部の工業都市「ラクーンシティ」郊外のアークレイ山地に佇む洋館が今作の舞台となる。




ケルベロスに襲われた主人公たちが逃げ込んだ、地上2階・地下1階建ての洋館。非常に広大かつ入り組んだ建物で、至る所にからくりや罠が仕掛けられている。

多くの扉が施錠されており、鍵穴には剣、鎧、盾、兜のマークが刻まれている。これらの扉を対応するマークの鍵で解錠しながら探索を進める。

リメイク版では大幅にマップが追加され、3階建てになったほか、食堂側の2階にもテラスがある。また、ホール1階から地下祭壇に下りる通路があり、その先に研究所がある。

後にこの館は、アンブレラ社総帥オズウェル・E・スペンサーの別邸として、建築家ジョージ・トレヴァーによって設計・建築されたものと明らかになった。

中庭

洋館から寄宿舎までを繋ぐ通路。ゲルベロスが多数徘徊する。リメイク版ではリサ・トレヴァーの小屋へ通じる道も存在する。

寄宿舎

研究員たちの宿舎。一室にプラント42が自生しており、建物全体に根を張り巡らせている。また、地下に巨大な水槽があり、そこでネプチューンが飼育されている。

リメイク版では地下水槽の構造が大幅に変更され、2階構成になっている。

中庭地下

中庭の地下に広がる洞窟で、館から研究所へ行くための通路。水門の構造上、入るには中庭のもう1つのエレベーターを起動する必要がある。即死トラップの大岩が転がるなど、油断はできない。

リメイク版では名称が「地下採掘場」に変更されており、研究所に通じる通路を開くキーアイテムの入手場所となっている。また、新たなマップとして、リサ・トレヴァーの小屋に通じる地下2階が存在する。

研究所

アンブレラ社の秘密研究所で、T-ウイルスやB.O.Wの研究・開発が行われていた施設。セキュリティシステムなど、より高度な謎解きがプレイヤーに降りかかる。プレイヤーとして選択しなかった主人公がどこかに監禁されており、ある方法で救助する。救助しなくてもクリアできるが、その際エンディングが若干異なる。

入口のエレベーターは、外部の人間にはわからないよう噴水に偽装されており、オオカミとオオワシの2つのメダルで開く。この噴水は、オリジナル版では中庭地下の先にあるが、リメイク版では館のホール1階から下りた地下祭壇の先にある。



バイオハザード ディレクターズカット


『バイオハザード2』の開発が最初からやり直しになったため、1997年に新たな要素を加えてPlayStationで開発された。DISC2には『バイオハザード2』の体験版が収録されている。2018年にはPlayStation Classicに収録された[9]


プレイの際には、オリジナル版をほぼ完全収録した「オリジナルモード」、オリジナルモードの内容で弾薬やインクリボンの数を2倍に増やした「ビギナーモード」、オリジナル版からアイテム配置などを変更して難易度を上げた「アレンジモード」、アレンジモードの内容で弾薬やインクリボンの数を2倍に増やした「イージーアレンジモード」の4種から選ぶこととなる。


アレンジモードでの変更点については以下の通り。



コスチュームの変化

クリス・ジル・レベッカの初期コスチュームがアレンジ版、オリジナルの物になっている。

敵配置・アイテム配置の変更

敵の数は格段に増えており、オリジナル版で敵が登場しなかった部屋に敵が登場する。また、アイテムの位置も変更されており、行く必要のある部屋が増えている一方、オリジナル版で行く必要のあった部屋に行かなくてもよくなっている。

カメラワークの変更

多くのステージにおいて、カメラの位置が異なっている。

足の速いゾンビの出現

並のゾンビより高速に歩くゾンビが登場する。また、館の地下厨房に登場するこのタイプのゾンビは強く、ショットガンで頭を吹き飛ばせないうえ、コルトパイソンでも3発を必要とするが、これはディレクターの三上真司が強くするように頼んだとのこと。

ハンドガンの性能向上

オリジナル版では「ベレッタM92FSオートマチック」だが、アレンジモードではカスタムされた「ベレッタM92FSオートマチック ワン・オブ・サウザンド」となった。外観が変化しており、時々クリティカルが出るようになっている。クリティカルが出るとゾンビは一撃で死亡する。

ベストエンディングで手に入るアイテムが変わった

オリジナル版ではクローゼットの鍵が手に入ったが、アレンジモードでは「無限コルトパイソン」が手に入るため、アレンジモードでは鎧の鍵だけでクローゼットに入れる。

洋館の内装

部屋の構造やドアの位置が変更されている。

エンディングの変更

オリジナル版では無限ロケットランチャーを持ったデータで仲間を1人以上助けてクリアすればエンディングに残虐シーンの数々が流れたが、ディレクターズカット版ではモードにかかわらず流れなくなった。また、オリジナル版のオープニングとエンディングで演奏された渕上史貴のボーカル曲「氷のまなざし」と「夢で終わらせない…」がディレクターズカット版では流れず、海外版やセガサターン版と同様のBGMが流れるようになった。

キャラクター選択の難易度表示がない

これは両方とも難しいからだとのこと。



バイオハザード ディレクターズカット デュアルショックver.


1998年に発売されたデュアルショック対応版。BGMを一新。BGMは新垣隆が担当。


『バイオハザード』の日本語吹き替え版オープニングとエンディング、『バイオハザード1.5』(お蔵入りになった開発途中の『バイオハザード2』)の動画および、『バイオハザード』、『バイオハザード ディレクターズカット』、『バイオハザード2』、『バイオハザード2 デュアルショックver.』の、最初から強力な武器を持ったセーブデータ等を収録した「コンプリートディスク」が付属している。


『バイオハザード ディレクターズカット』用のセーブデータはデュアルショックver.での動作は保障されていないが、使うことはできる。



biohazard(リメイク版)












































バイオハザード
biohazard
ジャンル
サバイバルホラー
対応機種
ニンテンドーゲームキューブ
Wii
開発元
カプコン
発売元
カプコン
人数
1人
メディア
8cm光ディスク 2枚組(GC)
Wii用12cm光ディスク 1枚(Wii)
発売日

ニンテンドーゲームキューブ:
日本の旗 2002年3月22日
アメリカ合衆国の旗 2002年4月30日
欧州連合の旗 2002年9月30日
Wii:


日本の旗 2008年12月25日
対象年齢
CERO:D(17才以上対象)
ESRB:M(17歳以上)
BBFC: 15(PCでは18)
PEGI: 16+
売上本数
GC世界 135万本[2]
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2002年にグラフィックなどを大幅にリメイクしたニンテンドーゲームキューブ (GC) 版が発売され、カプコンの同ハード初のゲームソフトとなった。2008年12月25日にはWii移植版が発売された。


タイトルは『biohazard』と小文字表記になり、以降『バイオハザード4』までナンバリングタイトルは小文字表記が続く。ハードの性能向上によってグラフィックが格段に向上したほか、新たな敵や探索すべき場所の増加、数々の変更点などもあり、原典とは別物ともいえる作品となった。


『バイオハザード0』と同様に、GC版では8cm光ディスク2枚組の供給であったが、Wii版では12cm光ディスク1枚に納められている。


GC版ではCEROの年齢区分マークが表示されていなかったが、Wii版でD区分(17歳以上対象)に認定されている。


原典との主な違いは以下の通り(これ以外にも様々な変更点がある)。



グラフィックが異なる

原典では全体的に明るかったがリメイク版では光源処理が施され、より暗くなっている。「動画背景」と呼ばれる演出手法はハードホルダーである任天堂の技術協力によって実現した[10]

キャラクターのコスチューム・容姿が異なる

レベッカのバンダナが無くなった、リチャードの髪の色と体格が変わった、バリーの髭が薄くなったなどが挙げられる。

マップが異なる

洋館が3階建てになったこと、中庭が追加されたこと、寄宿舎内部の水槽が2階建てになったことが挙げられる。

謎解きや罠についての変更

4つのクレストを使用する場所が変わったり、虎の像にはめ込む宝石の色などが変更されている。

ストーリーの変更

大筋は原典に沿っているが、キャラクターが死亡する場所やストーリーが分岐する点などが変更されている。

新しい敵の登場

ゾンビを普通に倒すと、クリムゾン・ヘッドとして復活してくるほか、絶対に倒せない敵としてリサ・トレヴァーが登場する。また、一度倒した敵が別の敵に変化して再び活動を開始するという要素は、以後のシリーズにも継承されていく(一部を除く)。

ディフェンスアイテムの登場


ダガーナイフや閃光手榴弾、スタンガンが登場する。

新たな武器の登場

アサルトショットガンや護身用拳銃、バリーの44マグナムや3連射の無限ハンドガン(サムライ・エッジ バリーVer.)などが登場する。

隠しコスチュームが一新

クリス、ジル共に2種類の隠しコスチュームが用意されており、そのうち1つは過去作のものになっている(ジルは『バイオハザード3 LAST ESCAPE』、クリスは『バイオハザード CODE:Veronica』でのコスチューム)。また、クリスが隠しコスチュームになるとレベッカもカウガールコスチュームになる。

ムービーのCG化

原典では実写ムービーを使用していたが、リメイク版では佐藤嗣麻子によるオープニングムービーなど、すべてがCG化されている。

プレイヤーが死んだ際に表示される文字の変更

原典でプレイヤーキャラクターが死亡した際には「YOU DIED」と表示されたが、リメイク版では「You Are Dead」になっており、以後のシリーズでもこの文字に統一されている(一部を除く)。



隠し難易度


クリア後の特典としてさらに高難易度のプレイが追加される。



爆弾ゾンビ

クリス、ジル共にNORMALでクリアした後、2周目のプレイでは体中に爆弾を巻きつけたフォレストのゾンビが洋館内に出現する。プレイヤーキャラクターが違う部屋に移動しても、そこが設定された活動範囲内であれば追跡してくるうえ、移動速度はクリムゾン・ヘッド並みに速い。プレイヤーキャラクターのあらゆる攻撃(ディフェンスアイテムを除く)で爆発するうえ、どんなに間合いを離していてもゲームオーバーになる。なお、クリムゾン・ヘッドなど敵の攻撃(同士討ち)では体勢を崩すものの爆発しない。

リアルサバイバルモード

原典のプロトタイプの仕様。通常のモードとの違いとして、自動照準が働かない、難易度は強制的にHARD、アイテムBOX同士が繋がっていない、無限武器を使用できない、といった点が挙げられる。また、東の階段廊下 (1F) と裏口への廊下を結ぶドアを何度でも通行できる(通常プレイ時は特定方向から何度か通行するとドアノブが壊れてしまい、ある程度ゲームを進めるまで通行不可になる)、爆弾ゾンビが出現しない、マップ画面で各所のアイテムBOX内を確認可能、といった違いもある。

インビジブルモード

名前の通り、敵の姿が見えない。そのため、敵の配置や行動パターンの事前把握は必須で、ある程度の勘による攻撃や回避を求められる場合もある。ただし、敵の攻撃を受けた際にはわずかに姿が見えるようになるほか、鏡や水溜りなどには敵の姿が映る。また、ディフェンスアイテムは敵に突き刺すと消えずに視認できる(ディフェンスアイテムが宙に浮いているかのように見える)ため、敵の位置を把握しやすくなる。

リアルサバイバルモードと同様に自動照準は働かず、無限武器も使用できない。しかし、難易度の選択やアイテムBOX同士の繋がりはある、東の階段廊下 (1F) のドアは通常プレイ時と同じ、爆弾ゾンビは出現しない、といった違いがある。クリアすると、ディレクターのメッセージと没ネタ画を開覧できる。



登場武器(リメイク版)



ナイフ

基本的には原典と変わらないが、クリスの方が刃渡りが長く威力が高い。ジルの方は構えが変化し、水平攻撃が独自の振りになっている。ゾンビの頭に攻撃すると2倍のダメージが与えられる。

ハンドガン


ベレッタM92FS。「サムライエッジ」というバージョンで配備されている。隙が小さく反動が少ないため、一撃離脱に向いている。威力は原典より低くクリティカルヒットの発生条件が異なるが、タイミングよくボタンを連打すれば後述のサムライエッジ バリーバージョンのように連射することはできる。

ハンドガン(サムライ・エッジ バリーVer.)

バリー仕様のサムライエッジ。3点バースト機構(ただし、マシンピストルのような高速連射は不可能で、あくまで「3連射」程度の速射力である)で、弾数は無限。.40S&W弾を使用するため、ジル仕様に比べて威力は高く敵を貫通する。本編を難易度ノーマル以上、5時間以内にクリアすることで、入手できる。

ショットガン


ウィンチェスターM1897。原典より装弾数が1発減ったうえに反動が増し、ゾンビに対する頭部破壊の確率が下がるなど、弱体化している。

アサルトショットガン


ベネリM3。リチャードが使っていた武器として初登場。通常のショットガンより威力が若干高く、装弾数が増えているが、分岐によっては入手できない。

グレネードランチャー

ジル専用。榴弾、硫酸弾、焼夷弾の3種の弾薬を使い分けることが可能で、フォレストが使っていた武器。武器内に弾薬が残っていても他の弾薬に交換できるようになっているほか、放物線を描いて飛んでいくその1発あたりの威力はショットガンを上回るうえ、焼夷弾は死体焼却効果を持つ(撃破後に撃ち込んでも焼却可能)。

火炎放射器

クリス専用。アンブレラ社製。使用場所が限られており、原典と同様に射程も短い。連続して放射すると数秒で燃料切れする。

ゾンビが出現しないエリアでしか使用できないので、ゾンビの死体焼却には使えない。なお、別のエリアではクリス編・ジル編共に入手できるが、こちらのものは壊れていてまったく使えない。

マグナムリボルバー

銃身にウエイトが付けられている。弾薬は入手しづらいが、敵のHPの上昇に比例して威力は若干上がっている。原典と同様にゾンビの頭部を破壊できるが、その発生確率はやや低い。

護身用拳銃


レミントンデリンジャー。マグナムリボルバー並みの威力を持つが、入手しても1発しか使えない。(22口径銃弾を使うので通常のマグナム弾では口径が合わない)

バリーの44マグナム

バリー御用達の武器。ジル編のみ入手可。タイラントを一撃で倒せるほど威力が高いが、口径の違いで通常のマグナム弾を使用できず予備弾薬が無いので、6発撃ち尽くした後は使用できない。入手する経緯でバリーが死亡するため、ベストエンディングルートには行けなくなる。

ロケットランチャー

原典と同じくUS M202A1。スーパータイラントとの決戦の時にブラッドがヘリコプターから投下する。構える際には大きな隙が生じるが、威力はゲーム中最高クラス。弾は4発。

∞ロケットランチャー(むげんロケットランチャー)

隠し武器で弾数無制限。個人携帯用ロケットランチャー。35mmロケット弾を使用するタイプで、ライフルのような形状をしており、反動が小さく連射や上下への撃ち分けができるうえ、威力も最高クラスで構える際の隙もやや小さめと非常に優秀な武器である。ただし、ゾンビに対する頭部破壊効果はなく、着弾時に発生する爆炎にも焼却効果はない。本編を難易度ノーマル以上、3時間以内にクリアすることで入手できる。

ダガーナイフ

ゾンビの噛み付きや即死系のつかみ攻撃を受けた時に使用できるディフェンスアイテム。基本的に自動使用だが、オプションで任意に使用を決定できる。使用するとナイフを敵に刺し、敵の体力の半分ほどのダメージを与える。また、ゾンビのみ刺した状態で頭部を破壊するとナイフが地面に落ちるため、拾って使い回せる。

閃光手榴弾

クリス専用ディフェンスアイテム。クリーチャーの口に仕掛けたのち、数秒後に爆発して即死させる(銃弾を撃ち込むことで即座に爆発させることも可能)。その性質上、ゾンビに対する頭部破壊効果もある。爆風にも攻撃判定があるため、プレイヤーキャラクターが近くにいるとダメージを受けるが、これを利用して他の敵を巻き込むことも可能。ただし、本来の用途である目眩まし効果などは無い。

スタンガン

ジル専用ディフェンスアイテム。高圧電流で大ダメージを与える。使用するにはバッテリーパックが必要(スタンガン自体は最初から所持)で、1回の使用につき1個のバッテリーパックを消費する。使用時には敵の身体から火花が散るが、ゾンビに対する焼却効果などは無い。



新クリーチャー



クリムゾン・ヘッド

ゾンビが、t-ウイルス変異株の「V-ACT」現象でさらに危険な怪物と化したもの。

体力やかみつきの攻撃力は通常のゾンビと同じだが足が速く、殴る攻撃もしてくる。代わりに胃酸攻撃やはいずり状態のかみつきは行わなくなった[11]

なお、すべてのゾンビがクリムゾン・ヘッドになるわけではなく、部位破壊が起きていたり高熱にさらされたゾンビは復活できずに消滅する他、墓場のゾンビと研究所の服を着ていないゾンビ、フォレストのゾンビはいかなる倒し方をしてもクリムゾン・ヘッドにならない[12]

クリムゾン・ヘッド・プロト1

最初に「V-ACT」現象が発生したプロトタイプのクリムゾン・ヘッド。攻撃パターンや攻撃力は通常のゾンビやクリムゾン・ヘッドと同じだがHPが上乗せされているほか、閃光手榴弾の頭部破壊以外の部位破壊が起きないなどより頑丈になっている。

ただしHPは基準のゾンビたちのものの幅が激しいため「一番低いランクのHP+上乗せ」という構成だとHPの高いゾンビより低くなっている場合もある。[13]




リサ・トレヴァー

頭に人間の顔の皮を繋いだデスマスクを被り、手足に枷を付けたまま洋館内外を彷徨い歩く成人女性。正体は洋館の設計者ジョージ・トレヴァーの一人娘リサで、施設の完成後に両親共々捕らえられ、長年のウィルス投与実験の果てに無残なモンスターと化したもの。




バイオハザード Deadly Silence











































バイオハザード Deadly Silence
ジャンル
サバイバルホラー
対応機種
ニンテンドーDS
開発元
カプコン
発売元
カプコン
人数
1人-4人
メディア
ニンテンドーDS専用カード
発売日

日本の旗 2006年1月19日
アメリカ合衆国の旗 2006年2月7日


欧州連合の旗 2006年3月31日
対象年齢
CERO:D(17才以上対象)
ESRB:M(17歳以上)
BBFC: 15(PCでは18)
PEGI: 16+
OFLC(オーストラリア):MA15+
売上本数
46,280本[14]
テンプレートを表示

2006年1月19日にニンテンドーDS版『バイオハザード Deadly Silence』(バイオハザード デッドリーサイレンス)が発売された。


プロデューサー、ディレクターは中井実が担当。PS版の操作性を向上させたCLASSIC MODE(クラシックモード)と敵の出現バランスを変更し、DSの性能を活かしたREBIRTH MODE(リバースモード)の2つが収録されている。


実写ムービーも復刻されたが、オープニングでの変更点として



  • 冒頭でクリスが事件の解説をしている時に写される映像が死体から新聞の記事に変更されている。

  • ジョセフが拾ったエドワードの手首が、完全に千切れているか分らない(断面が見えない)。

  • ジョセフがケルベロスに襲われるシーンで、ジョセフが一方的に殺される。

  • ジョセフが襲われるシーンが訂正されている(悲鳴とケルベロスの顔だけ)。

  • ジョセフの死体が写らない。

  • ケルベロスにS.T.A.R.S.隊員が攻撃するシーンで、被弾したケルベロスが写らない。

  • クリスの紹介で煙草に火をつけるシーンから、オープニングの映像をまじえたものに変更されている。


いずれも、実写による極度の残虐描写や教育に悪いものを控えたものとされる[注 10]。REBIRTH MODEの変更点は以下の通り。



ナイフバトルの追加

一定のドアを通ると、ナイフバトルが発生するところがある。その際、タッチパネルが主観視点の画面になり、タッチペンでナイフを動かし、敵を攻撃できる。敵の攻撃を受ける瞬間に斬りつければクリティカルヒットになり、一撃で倒すことができる(ボスの場合は攻撃をキャンセルさせ大きく怯ませることができる)。また、ゾンビが胃液を吐き出してきたときは、マイクに息を吹くことではね返すことができる。ナイフバトルは攻撃以外は所持している回復アイテムを使用できるのみで移動や逃げることはできない。全滅させると弾丸やハーブなどのアイテムが手に入る。

敵やアイテムの配置の変更

敵キャラクターやアイテムの配置が変更されており、オリジナル版にはなかった場所に敵やアイテムが配置されているほか、その他ファイルの数も増えている。その他オリジナル版では敵は一部屋に一種類しか登場しなかったが、今作では部屋によっては二種類登場する。

隠しコスチュームの増加

従来の隠しコスチュームに加え、クリス・ジルに一着ずつ、新しいコスチュームが用意されている。またレベッカのコスチュームも追加された。


CLASSIC MODE、REBIRTH MODE共通の変更点は以下の通り。



難易度表示の変更

ジル編の難易度表示がeasyからnormalに変更されている。

ロード時間の短縮

媒体がディスクではないため、データロードが早くなっている。これによりドアを開けるシーンや一部のムービーがスキップできるようになった。

一部の武器の名前が変更

ベレッタ、コルトパイソンの名称が「ハンドガン」「マグナムリボルバー」に変更された。なお、ハンドガンでゾンビに攻撃すると低確率で頭部破壊を起こすクリティカルが発生するように設定されている。

操作性の向上



  • ナイフは標準装備になり、Lボタンを押せばいつでも使えるようになった。

  • 武器を構えている時にBボタンを押すとすぐにリロードされるようになった。

  • クイックターンができるようになった。

  • DSの上画面にマップ、体力、装備武器が常に表示される。





血の色の選択

血の色を赤と緑から選択できるようになった。


追加モードは以下の通り。



通信プレイ

人数分のソフト、本体を用意すると最大4人までの協力、対戦モードをプレイすることができる。使用可能キャラクターはクリスとジル。条件を達成することで他のキャラクターも使えるようになる。

MASTER OF KNIFING

REBIRTH MODEクリア後に出現するミニゲーム。ナイフバトルで全5ステージを進んでいく。使用可能キャラクターはクリスとジル。クリスでプレイした場合はジルよりも敵が多く出現するほか、受けるダメージも上昇しており、難易度が高くなっている。ゲームオーバー、ゲームクリア後にはハイスコアが5位まで記録される。



バイオハザード HDリマスター















































バイオハザード HDリマスター
biohazard HD Remaster
ジャンル
サバイバルホラー
対応機種
PlayStation 3
PlayStation 4
Xbox 360
Xbox One
Nintendo Switch
Microsoft Windows
開発元
カプコン
発売元
カプコン
人数
1人
メディア
BD-ROM[注 11]、ダウンロード
発売日
PS3/Xbox360:
日本の旗 2014年11月27日
PS4/Xbox One/Windows:
世界の旗 2015年1月20日
Switch:
日本の旗 2019年5月23日
対象年齢
CERO:D(17才以上対象)
ESRB:M(17歳以上)
BBFC: 15(PCでは18)
PEGI: 16+
売上本数
世界の旗230万本[2]
PlayStation 3
日本の旗11万42本[15]
PlayStation 4
日本の旗3,529本(ダウンロードコード版)[16]日本の旗2万1015本(オリジンズコレクション)[17]
その他
PS3版はインストール対応
PS4版はリモートプレイ対応
テンプレートを表示

ゲームキューブ、Wiiで発売されたリメイク版をもとに、グラフィックやサウンドを高品質化したバージョン。PS3ではディスク版とダウンロード配信版、Xbox360からはダウンロード配信版が2014年11月27日に発売。2015年1月20日にはPS4、Xbox One、PCによるダウンロード配信版が、2016年1月21日にはPS4とXboxOneでバイオハザード0 HDリマスターとセットになった「オリジンズコレクション」がリリースされた[18]


PS4版はPSNでのダウンロード配信の他に、店舗でのパッケージ版も発売されているが、これには2015年6月30日までが有効期限のPlayStation Store用のプロダクトコードが封入されており、ネットに接続してダウンロードする形式(ゲームディスクではない)。サウンドトラックCDも同梱されている。


オリジナルのリメイク版からの追加要素として、16:9のサイズによる画面でプレイできる(4:3サイズ画面でもプレイ可能)こと、アナログスティックを倒した方向へ直観的に移動できるアレンジ操作の追加、日本語吹き替え音声が新たに追加。このほか、過去のバイオハザードシリーズの特典として制作された『ウェスカーズリポートI&II』をリマスター収録している。画面解像度はPS3版とXbox360版は720p、PS4版とXboxOne版が1080pとなっている。


海外版では日本語音声を選択できず、『ウェスカーズリポートI&II』は収録されていない。


2014年10月1日に公式サイトにて行われた「ラクーン感染キャンペーン」が100%に達成したため、クリスとジルの「B.S.A.A.」コスチュームの追加が決定。このコスチュームは最初から選べる。



日本語吹き替えのキャスト



  • クリス・レッドフィールド - 東地宏樹

  • ジル・バレンタイン - 湯屋敦子

  • アルバート・ウェスカー - 中田譲治

  • レベッカ・チェンバース - 小清水亜美

  • バリー・バートン - 屋良有作

  • リチャード・エイケン - うえだゆうじ

  • ブラッド・ヴィッカーズ - 高木渉

  • エンリコ・マリーニ - 相沢まさき

  • ケネス・J・サリバン - 楠大典

  • ジョセフ・フロスト - 小松史法





主なスタッフ



PlayStation版



  • システムプラン/カメラワークス:神谷英樹、加藤弘喜、門井一憲、小田晃嗣

  • シナリオ:岩尾賢一

  • イベントデザイナー:青山和弘、山田政明

  • システム:安保康弘

  • プレイヤー/エネミー:唐津麻勝俊、小林裕幸、萩山勇二

  • バックグラウンドモデル:西川悟、白石哲也、松浪保之、鍋谷圭一

  • キャラクターモデル/モーション:竹内潤、林里美

  • キャラクターテクスチャー:石原雄二、下釜陵志、片桐秀朗

  • 1996年発売のPlayStation版 初代「バイオハザード」の楽曲の全ては大阪在住の作曲家 廣樹輝一が作曲

  • サウンド・コンポジション/アレンジメント:友澤眞、海田明里、上田雅美

  • サウンド・デザイン:山田一法、内海秀明

  • ナレーター:Ward E. Sexton

  • ゼネラルプロデューサー:藤原得郎

  • プロデューサー:赤堀雅行

  • ディレクター:三上真司



ニンテンドーゲームキューブ版



  • プランナー:抱耕司、梶誠介、西河繁範

  • モーションキャプチャー&ムービーコーディネーション:國生玲

  • リードエンジニア:本塚秀成

  • ステージCG・アートディレクター:片貝直紀

  • ステージCG・アートイメージデザイナー:菅裕介

  • ステージCG・リードデザイナー:川田将央

  • キャラクター&クリーチャー・リードデザイナー:上田健一

  • エネミーディレクション:山中雅貴

  • VFXリードエンジニア:橋本祐介

  • リードコンポーザー/アレンジャー:内山修作

  • コンポーザー/アレンジャー:友澤眞、千本木操

  • リードサウンドデザイナー:森敦史

  • サウンドデザイナー:内海秀明、加藤祥人

  • 3DCGI&リアルタイムイベントモーション・ディレクター:佐藤嗣麻子

  • ガンアクションアドバイザー:今関謙一

  • モーションキャプチャーアクションディレクター:松井哲哉

  • プロデューサー:小林裕幸

  • ディレクター:三上真司



反響



初代


売上本数はPlayStation版が日本国内で119万本(初動本数:14万本)。発売前および直後はそれほど注目されていなかったが、口コミにより徐々に売り上げを伸ばし、最終的にはミリオンセラーになるという、ゲームソフトとしては珍しい売れ方をした作品である。当初は販売店もさほど注目していなかったため入荷数をかなり抑えていたらしく、売り切れ店が続出した。


初代の収録の際、「担当者から300行分のセリフが記述されたエクセルシートを手渡され、声優たちがそれを3回ずつ収録し、日本側のエンジニアが最適だと判断したテイクがゲームに採用された」という手法がとられ、声優たちは台詞のシチュエーションがわからぬまま演技をしたため、声優の演技に難があるという評価につながった[19]
その一方、初代『バイオ』の音声に愛着を持つ者もおり、『バイオハザードHDリマスター』の音声を初代のものに差し替える非公式のMODが公開された他[19]、カプコンに初代の音声をDLCとして配信してほしいという意見をKotakuなどに書き込む者もいた[20]



その他


  • オリジナル版オープニングの実写ムービーは、多摩川の河川敷と都内のスタジオで撮影されたことが後年明かされている[21]

  • 正式にはバイオ(スペース)ハザードが製品名である。2以降はスペースは無い


テーマソング



  • オープニングテーマ曲「氷のまなざし」アーティスト・作詞:渕上史貴/作曲:安川宙志

  • エンディングテーマ曲「夢で終らせない」アーティスト・作詞:渕上史貴/作曲:安川宙志


いずれも初代PS版のみ使用。



脚注


[ヘルプ]


注釈





  1. ^ なお、銃声の発砲者が誰なのかは最後まで不明。(ジル編・クリス編双方とも)
    少なくともリメイク版では「ケネスではない」という描写があり、銃声が単発なのに対しケネスは死亡直前連続発砲していたことがファイル「ケネスのフィルム」で確認できる。



  2. ^ オリジナル版ではOPのキャラ説明の場面ではライターで火をつけているが本編では非所持。ジル編同様に洋館内で入手する。


  3. ^ 公式設定ではクリスより小柄なのでこちらが正しい描写である。


  4. ^ ただし本編戦闘中では吸血攻撃は使ってこない。


  5. ^ なお、厳密にはこの個体のみ「B.O.WのMA-39『ケルベロス』」ではなく、飼い犬が偶然T-ウィルスに感染した「ゾンビ犬」であることが、劇中の「捨てられていたメモ」の記述から分かる。


  6. ^ ウェブスピナー「1」→中クモ「C:V」


  7. ^ プレイグクローラー「0」→「DC」


  8. ^ クリスからは「究極の出来損ない」と揶揄されている。


  9. ^ ただし後のシリーズである『RV2』で、6インチモデルが登場している。


  10. ^ 正確に言うと、これがオリジナル版「Resident Evil」(日本国外版)のムービー。


  11. ^ PS3版とオリジンズコレクションのみ




出典





  1. ^ GEIMIN.NET/国内歴代ミリオン出荷タイトル一覧、GEIMIN.NET、2013年2月28日閲覧。

  2. ^ abcde“ミリオンセールスタイトル一覧”. 株式会社カプコン (2018年9月30日). 2018年11月13日閲覧。


  3. ^ “Additional Resources”. California Institute of the Arts (2019年1月17日). 2019年1月17日閲覧。


  4. ^ “Recursive Unlocking: Analyzing Resident Evil’s Map Design with Data Visualization”. CHRIS'S SURVIVAL HORROR QUEST (2011年6月12日). 2019年1月17日閲覧。


  5. ^ (解体真書2002) P.70


  6. ^ (解体真書2002) P.68


  7. ^ (解体真書2002) P.73


  8. ^ (解体真書2002) P.502


  9. ^ プレイステーション クラシック収録タイトル発表。『サガフロ』、『バイオ ハザード』、『メタルギア ソリッド』、『ペルソナ』など往年の名作続々 - ファミ通.com


  10. ^ “カプコン・三上真司氏ロングインタビュー”. 電撃オンライン. 2011年9月27日閲覧。


  11. ^ (解体真書2002) P.60-61


  12. ^ (解体真書2002) P.58


  13. ^ (解体真書2002) P.56・78・262


  14. ^ 『ファミ通ゲーム白書2007』 エンターブレイン、2007年、397頁。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit}.mw-parser-output .citation q{quotes:"""""""'""'"}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/65/Lock-green.svg/9px-Lock-green.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg/9px-Lock-gray-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/a/aa/Lock-red-alt-2.svg/9px-Lock-red-alt-2.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration{color:#555}.mw-parser-output .cs1-subscription span,.mw-parser-output .cs1-registration span{border-bottom:1px dotted;cursor:help}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4c/Wikisource-logo.svg/12px-Wikisource-logo.svg.png")no-repeat;background-position:right .1em center}.mw-parser-output code.cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:inherit;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-visible-error{font-size:100%}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#33aa33;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-subscription,.mw-parser-output .cs1-registration,.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right,.mw-parser-output .cs1-kern-wl-right{padding-right:0.2em}
    ISBN 978-4-7577-3577-4。



  15. ^ アスキー・メディアワークス. “【週間ソフト販売ランキング TOP50】1位はPS3『ドラゴンボール ゼノバース』(2月2~8日)”. 2016年1月29日閲覧。


  16. ^ アスキー・メディアワークス. “【週間ソフト販売ランキング TOP50】『テイルズ オブ ゼスティリア』が1位に(1月19~25日)”. 2016年1月28日閲覧。


  17. ^ “「龍が如く 極」合計16万3000本。「ゼルダ無双 ハイラルオールスターズ」「ジャストコーズ3」もランクインの「ゲームソフト週間販売ランキング+」”. 4gamer.net(メディアクリエイト) (2016年1月27日). 2016年1月29日閲覧。


  18. ^ “biohazard 0 HD REMASTER - バイオハザード0 HDリマスター”. 2016年1月29日閲覧。

  19. ^ abShuji Ishimoto (2015年10月21日). “「あぁうち」「いっつあもんすたああ」、『バイオハザードHDリマスター』の再録音声を“ひどいオリジナル版”へと変更するModが配信開始”. automaton. 2016年2月27日閲覧。


  20. ^ Patrick Klepek (2016年1月27日). “Modders Are Bringing Back Resident Evil's Awful Voice Acting”. kotaku. 2016年2月27日閲覧。


  21. ^ 『ゲームセンターCX』 DVD-BOX 第12弾(同番組のスタッフがかつて撮影に携わっており、撮影の裏話が披露された。)




参考文献


  • 株式会社ベントスタッフ 『ゲームキューブ版 バイオハザード解体真書』 株式会社エンターブレイン、2002年。


外部リンク



  • PS版公式サイト

  • リメイク版公式サイト

  • biohazard HD REMASTER公式サイト



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