遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記
| ジャンル | 対戦型カードゲーム | 
|---|---|
| 対応機種 | ゲームボーイカラー専用 | 
| 開発元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) | 
| 発売元 | コナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント) | 
| 人数 | 1人 - 2人(対戦・交換など) | 
| メディア | ロムカセット | 
| 発売日 |  2000年12月7日 | 
| 売上本数 |  250万本(出荷本数) | 
『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記』(ゆうぎおうデュエルモンスターズフォー バトル オブ グレイト デュエリスト)は、2000年12月7日にコナミから発売されたゲームボーイカラー専用の遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズを題材としたゲームソフトである。
目次
 1 概要
 
 2 主な変更点
 
 3 登場人物
 
 3.1 主人公
 
 3.2 ステージ1
 
 3.3 ステージ2
 
 3.4 ラスボス
 
 3.5 闇デュエリスト
 
 3.6 番外ステージ
 
 3.7 その他の登場人物
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 4 同梱カード
 
 4.1 遊戯デッキ
 
 4.2 城之内デッキ
 
 4.3 海馬デッキ
 
 4.4 攻略本同梱カード
 
 
 
 
 
 
 
 
 5 関連書籍
 
 6 脚注
 
 6.1 注釈
 
 6.2 出典
 
 
 
 
 
 
概要
遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズ第4作目。原作のバトルシティ編の世界観を再現している。このシリーズから番号表記が算用数字となった。250万本を出荷しており、漫画原作のゲームソフトの売り上げ記録としては発売から15年以上経った2016年現在でも1位のままである。「遊戯デッキ」「城之内デッキ」「海馬デッキ」の3バージョンが発売され、バージョンによって使用できるカードが異なる。遊☆戯☆王のゲームでバージョン違いが存在するのは本作のみであり、それぞれのキャラが原作で使用しているカードをメインに使えるようになっている。バージョンによってバランスが大きく異なり、罠カードが多種使える城之内デッキに対して、遊戯デッキは罠カード、フィールド魔法がほとんど使えず、効果モンスターが多く使えるようになっている。基本的なシステム、BGMは前作の流用である。カードの総数は900枚[1]だが、デッキごとに使えないカードの他にCPUのみが使えるカードがあるなど、実際に使える枚数は前作に比べると大幅に減少している。
神のカードが初回特典として付属したが、カードの裏側がOCGと異なるため、OCGで使用することは不可能である。またバージョンごとに付属カードも異なる。それぞれのデッキには5種類のカードのうち3種類が封入されており、付属カードは全18種類となっている[注釈 1]。
パスワードで戦うことのできるデュエリストが増えるが、パスワードは攻略本にしか載っておらず、パスワード無しでは11人しかデュエリストが存在しない。また、パスワードを入力しても「遊戯デッキ」では「やみ・ゆうぎ」、「城之内デッキ」では「マリク」、「海馬デッキ」では「やみ・ばくら」と対戦することはできない。
3バージョンに分けて相互互換のソフトを発売し、神のカードを特典として付加価値を付ける商法を批判する書籍もある[2]。
主な変更点
当時採用されていた新エキスパートルールとは異なり、通常召喚できるモンスターは元々の攻撃力・守備力の数値がともに1400未満のモンスターのみとなっている。それに合わせてモンスターのレベルが全て設定し直されており、どちらかが1400以上になると1体、2050以上になると2体、2800以上では3体のモンスターを生贄に捧げないと召喚できない[3]。「青眼の白龍」は神のカードと召喚条件が同じになり、大変扱い難いものになってしまっている[注釈 2]。優劣を受けない神魔族モンスターは、一部例外を除き儀式魔法を使うことで召喚可能[4]だが、CPUは儀式魔法無しで召喚・生贄召喚できるという仕様になっている。プレイヤーも、使用するデッキで扱える神のカードのみ、生贄召喚できる。
墓地の概念が登場し、死者蘇生などのカードが追加された。罠カードは発動するまで場に残るようになったが、伏せることのできるカードは1枚のままである[3]。また、モンスターのカードレベルは『II』・『III』と比べて軒並み上昇しているため、デッキキャパシティが限られたルールの存在する通信対戦では、単体で強力なモンスターを入れることが難しくなっている。そのため、低攻撃力のモンスター同士でも強力なモンスターを生み出せる融合召喚の重要性が前作より上昇している[5]。神のカードが初登場した。ただし、「オシリスの天空竜」は遊戯デッキのみ使用可能という仕様になっており、しかも自分のバージョンで使用できる神のカードは他のバージョンからの通信交換でなければ入手できない[6]。神のカードを含む特定のカードはペガサスに5回勝つことで使用可能になる。
登場人物
主人公
 武藤遊戯(むとう ゆうぎ)
- 遊戯デッキの主人公。プレイヤーが操作することになる。
 城之内克也(じょうのうち かつや)
- 城之内デッキの主人公。プレイヤーが操作することになる。
 海馬瀬人(かいば せと)
- 海馬デッキの主人公。プレイヤーが操作することになる。
ステージ1
- 梶木漁太(かじき りょうた)
- シモン・ムーラン
- エスパー絽場(エスパーろば)
- 竜崎(りゅうざき)
- インセクター羽蛾(インセクターはが)
ステージ2
- レアハンター
- パンドラ
- イシズ
- 人形(にんぎょう)
ラスボス
 ペガサス・J・クロフォード
 - 5勝すると1度だけエンディングのパスワードを教えてくれる。
 
 
闇デュエリスト
ペガサスに5勝後に、パスワードを入力することで戦う相手が変わる[7]。
- 孔雀舞(くじゃく まい)
- キース
 闇遊戯(やみゆうぎ)
 - 遊戯デッキでは戦うことはできない。
 
 
 闇獏良(ばくらりょう)
 - 海馬デッキでは戦うことはできない。
 
 
 マリク・イシュタール
 - 城之内デッキでは戦うことはできない。
 
 
番外ステージ
闇ステージとは違い、ゲーム開始時でもパスワードを入力することで戦う相手が変わる。
- カイザー海馬(カイザーうみうま)
- ごんぶとり遊戯( - ゆうぎ)
その他の登場人物
- 真崎杏子(まざき あんず)
 - デュエルに勝つとランダムにカードを1枚プレゼントしてくれる。
 
 
- 武藤双六(むとう すごろく)
 - パスワードを入力することで、杏子の後にカードをもう1枚プレゼントしてくれるようになる。貰えるカードは魔法・罠・儀式の3種類からランダム。
 
 
同梱カード
「磁石の戦士γ」、「破壊輪」、「マジックアーム・シールド」、「ドラゴンに乗るワイバーン」、「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」、「ブラッド・ヴォルス」のパラレルレアは通常版にのみ付属している。
遊戯デッキ
- オシリスの天空竜 - 初回特典
- イタクァの暴風
- 魔封じの芳香
- 催眠術
- 磁石の戦士γ
- 破壊輪
城之内デッキ
- ラーの翼神竜 - 初回特典
- セベクの祝福
- 竜殺しの剣
- 攻撃の無力化
- マジックアーム・シールド
- ドラゴンに乗るワイバーン
海馬デッキ
- オベリスクの巨神兵 - 初回特典
- アクアの合唱
- フォース
- 旧神の印
- 磁石の戦士マグネット・バルキリオン
- ブラッド・ヴォルス
攻略本同梱カード
- バフォメット[8] - 上巻同梱カード
- 有翼幻獣キマイラ[9] - 下巻同梱カード
関連書籍
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記(バトル オブ グレイト デュエリスト)-ゲームボーイカラー版(上巻)キャンペーン攻略極意(Vジャンプブックス-ゲームシリーズ)(2000年12月7日発行、ISBN 978-4-08-779084-9)
- 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記(バトル オブ グレイト デュエリスト)-ゲームボーイカラー版(下巻)通信対戦奥義(Vジャンプブックス-ゲームシリーズ)(2000年12月21日発行、ISBN 978-4-08-779088-7)
脚注
注釈
 ^ すべてのカードを揃えるには最低でも各2本ずつ、計6本購入する必要があった。
 
 ^ 前作、前々作と同じく「召喚魔族」というゲームオリジナルのジャンケン要素があるため、苦労して召喚しても通常召喚できるモンスターに負けてしまうことも要因。
 
出典
 ^ 攻略本上巻85頁。
 
 ^ 株式会社QBQ編 『ゲームボーイクソゲー番付』マイウェイ出版発行、2017年。ISBN 9784865117790 p47
 
- ^ ab攻略本上巻14頁。
 
 ^ 攻略本下巻59頁。
 
 ^ 攻略本下巻12頁。
 
 ^ 攻略本上巻180頁。
 
 ^ 攻略本上巻67頁。
 
 ^ 攻略本上巻185頁。
 
 ^ 攻略本下巻163頁。
 
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