切符









切符、"きっぷ"、またはチケットは、特定の物品の購入、交通機関や劇場の利用サービス受給等に際し、その対価を支払い、購入または受給の権利や法律履行の義務を表す証票のこと。


元々「切符」は文字通り「切り取った符(札)」あるいは「切り取って後で合わせる符」のことであり、例えば荷物に添付する送付状の差出人控えや受取人が輸送業者に見せる受取り証などを意味していたが、転じて物品やサービスの受給権をもつ有価証券その物を意味するようになった。


明治時代は切符並びに切符売りのことを「テケツ」と呼んでいた。これは英語の Ticket が転訛したものである[1][2]




目次






  • 1 切符の種類


  • 2 その他


  • 3 脚注


    • 3.1 出典




  • 4 関連項目





切符の種類




きっぷを買う



  • 交通機関の運賃・料金証票類。乗車券、急行券などを参照。

    • 鉄道の乗車券および、広い意味で特急券・急行券・グリーン券・寝台券など「特別車室券」を含む、運賃・料金証票類を言う。「青春18きっぷ」等特別企画乗車券も含まれる。原則として「きっぷ」と平仮名で表記する。

    • バスの乗車券。


    • 日本の高速道路における通行券

    • 船の乗船券。

    • 飛行機の航空券あるいは搭乗券。



  • 劇場や映画館などの各種有料施設、駅などの利用入場料金証票。入場券を参照。

  • 交通取締における違反切符。

  • 統制物品の配給での証票(配給切符)。

  • 比喩的な表現として、大会や試合への出場権を得ることを指す場合がある。



切符(きりふ)


中世の日本で用いられた現在の為替手形に相当するもの。割符(さいふ)とも言う。



その他




  • 切符 (イラストレーター) - 日本のイラストレーター。主にライトノベルの挿絵を担当。


  • 切符 (落語) - 桂梅團治 (4代目)による新作落語の演目。

  • 切符 - 三島由紀夫の短編小説。



脚注


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出典





  1. ^ 思わず人に話したくなる続・日本語知識辞典(学研) 109ページ


  2. ^ 日本語雑記帳(岩波新書) テケツからチケットへ




関連項目







  • チケット


  • プリペイド(先払い)

  • 有価証券

  • 自動券売機


  • 軽犯罪法 - 切符の購入に際して、罰則規定がある。




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