アトム級
アトム級(英: atom weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つである。「アトム」は「原子」を意味する。
目次
1 ボクシング
2 キックボクシング
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
ボクシング
女子プロボクシングの一部団体で最軽量級として使用される。契約ウェートは、102ポンド (46.266kg) 以下である。
アトム級はWBC及びWBOでの呼称であり、WIBAではミニマム級、IFBAではストロー級(これら2団体はともに一つ上はミニフライ級)と呼んでいる。WBAでは2011年よりライトミニマム級、IBFでは2016年よりジュニアミニフライ級としてそれぞれ創設されている。JBCでもアトム級として創設されているが、世界戦ではそれぞれの団体別の呼称を使用していた。しかし、日本女子王座新設の翌年よりアトム級に統一されることになった[1]。
WBCの初代アトム級王者はウィンユー・パラドーンジム。この階級での日本人初の世界王者はWIBAの池山直で、JBC公認後はWBCの小関桃(青木)。WBAの初代ライトミニマム級王者は安藤麻里(フュチュール)、WBOの初代アトム級王者は池山直(フュチュール)、IBF初代ジュニアミニフライ級王者はヨカスタ・バジェ。2015年にWBCの小関とWBAの宮尾綾香の間で日本女子初となる王座統一戦が執り行われ、勝利した小関が日本女子初の統一王者となった。
この階級の世界王座最多防衛記録は小関桃(WBC)の17度。
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キックボクシング
国際キックボクシング連盟にて117ポンド (53.1kg) 以下、国際競技空手協会(女子のみ)では108ポンド (49.1kg) 以下をアトム級と呼んでいる。
脚注
^ “JBCが女子階級の呼称をアトム級、ミニマム級に統一”. Boxing News(ボクシング・ニュース). (2018年3月14日). http://boxingnews.jp/news/56296/ 2018年3月17日閲覧。
関連項目
- 体重別階級
外部リンク
- “ボクシング基礎知識 - 階級”. 日本ボクシングコミッション. 2010年3月30日閲覧。