AFコルセ
AFコルセ(イタリア語:AF Corse Srl)は、イタリアのレーシングチーム。ピアチェンツァに本拠地を置く。フェラーリのセミワークスチームであり、GT選手権に主に参戦している。
目次
1 概要
1.1 GT選手権
1.2 フェラーリとの関係
1.3 ワンメイクレース
1.3.1 フェラーリ・チャレンジ
1.3.2 マセラティ
2 在籍ドライバー
2.1 現在
2.2 過去
3 脚注
4 関連項目
5 外部リンク
概要
GT選手権
1995年に元レーシングドライバーのアマート・フェラーリによって設立された(なおアマート・フェラーリと自動車会社のフェラーリの設立者であるエンツォ・フェラーリとの縁戚関係はない)。その後イタリア・スーパーツーリズモ選手権に1999年まで参戦した。その後もマセラティのGTマシンでイタリアGT選手権やFIA 世界耐久選手権に参戦し好成績を挙げた。
フェラーリとの関係
2002年からはフェラーリのGTマシンを中心に走らせ、各地で開催されているGT選手権におけるフェラーリのセミワークスチーム的存在になる。
なおフェラーリのGTレースやワンメイクレースの専門部署のコルセ・クリエンティ部門や、歴代のワークスマシンの制作を手掛けるミケロットとの関係も深く、両社からメカニックの派遣やテクニカル面などのサポートも受けている。またGTE-Amクラスのフェラーリユーザーのサポートも行っており、半ばフェラーリのGT部門として存在している。
2017年現在は、FIA 世界耐久選手権にフェラーリのセミワークスチームとして、ジャンカルロ・フィジケラやオリビエ・ベレッタなどの元フォーミュラ1ドライバーを中心にフェラーリ・488GT3で参戦する他、ブランパンGT耐久選手権、GT1ワールド・チャンピオンシップ、GTアジア選手権、イタリアGT選手権、ル・マン24時間レースなど世界各国で11の選手権にフェラーリのマシンで参戦する。
ワンメイクレース
フェラーリ・チャレンジ
現在はフェラーリのコルセ・クリエンティ部門が主催する、フェラーリ488チャレンジによるワンメイクレースである「フェラーリ・チャレンジ」の、ヨーロッパとアジア・パシフィック、北アメリカ選手権におけるマシンメインテナンスを担当するなど、幅広い活動を行っている。
マセラティ
1999年から2005年にかけては、マセラティが主催が主催するワンメイクレースである「トロフェオ・カップ」のメインテナンスや運搬などを担当した。
在籍ドライバー
現在
- ジャンカルロ・フィジケラ
- オリビエ・ベレッタ
- ジャンマリア・ブルーニ
石川資章[1]
- ミケーレ・ルゴロ
- トニ・バイランダー
- パシン・ラソーラス
過去
小林可夢偉(所属はスクーデリア・フェラーリ[2])- ジャン・アレジ
- ミカ・サロ
- ジョニー・ハーバート
- スティーブ・ワイアット
脚注
^ 株式会社博展が石川資章選手の本格的レース参戦をサポート News2u.net 2015年9月16日
^ 「小林可夢偉、AFコルセでのデビュー戦でクラス2位」 F1 Gate 2013年4月15日
関連項目
- マカオグランプリ
外部リンク
- 公式サイト