成増駅
成増駅 | |
---|---|
南口(2016年7月15日) | |
なります Narimasu | |
◄TJ 09 下赤塚 (1.5km) (2.1km) 和光市 TJ 11► | |
所在地 | 東京都板橋区成増二丁目13-1 北緯35度46分39.5秒 東経139度37分58.4秒座標: 北緯35度46分39.5秒 東経139度37分58.4秒 |
駅番号 | □TJ 10 |
所属事業者 | 東武鉄道 |
所属路線 | ■東上本線 |
キロ程 | 10.4km(池袋起点) |
電報略号 | ナリ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- | 59,640人/日 -2017年- |
開業年月日 | 1914年(大正3年)5月1日 |
成増駅(なりますえき)は、東京都板橋区成増二丁目[1]にある、東武鉄道東上本線の駅である[1]。駅番号はTJ 10[1]。板橋区最西端の駅。
東京地下鉄有楽町線・副都心線の地下鉄成増駅が隣接しているが(後述)、乗り換えの案内は行っていない。
目次
1 歴史
2 駅構造
2.1 のりば
2.2 駅構内商業施設 (EQUiA)
3 利用状況
4 駅周辺
4.1 北口
4.2 南口
4.3 バス路線
4.3.1 北口
4.3.2 南口
5 ギャラリー
6 隣の駅
7 脚注
8 出典
9 関連項目
10 外部リンク
歴史
1914年(大正3年)5月1日 - 東上鉄道(現:東武東上線)開通と同時に開業[1]。
1983年(昭和58年)6月24日 - 南口に近接する国道254号地下に帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)有楽町線営団成増駅(現・地下鉄成増駅)が開業。1987年(昭和62年)8月24日までは当駅との乗換業務を実施していた[2]。
2007年(平成19年)4月27日 - 発車メロディ使用開始。
2015年(平成27年) - 改札前店舗と南口東武ストア跡を一体再開発する工事開始。
2016年(平成28年)3月25日 - 改札前と南口に商業施設「EQUIA(エキア)成増」が開業。
2017年(平成29年)1月12日 - 2021年度以降にホームドアを設置する事が発表された。
駅構造
島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有している。駅南側に比べて、北側が大きく落ち込んだ地形になっているため、南口からは地下駅のように見える。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 東上線 | 下り | 志木・川越・坂戸・森林公園・小川町方面 |
3・4 | 上り | 上板橋・大山・池袋方面 |
1・3番線は待避線である。主に当駅始発・終点の列車が使用する。
和光市方の下り線の外側に引き上げ線があり、当駅で池袋行として折り返す列車が使用する。下り線からは1・2番線双方から入線可能である。一方、上り線へは3番線のみ入線可能であるが、和光市方から4番線へ入線する本線列車との同時進入が可能になっている。ポイント通過が必要な4番線が本線になっているため、上り通過列車は速度を落として通過する。
駅構内商業施設 (EQUiA)
出店店舗の一覧・詳細情報は東武鉄道公式サイト「成増駅構内の店舗・ATM」を参照。
なおゆうちょ銀行ATMが駅にある旨が書いてあるが、実際の場所は駅南口から西に数分歩いた所にある[3]。
利用状況
2017年度の1日平均乗降人員は59,640人である[4]。ピーク時は1日平均乗降人員が8万人程度であったが、地下鉄成増駅の開業などもあり、1993年度以降は減少傾向が続き、2010年度に6万人を下回った。
近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通りである。また、埼玉県和光市との県境も近いので和光市からの利用者もおり、埼玉県戸田市早瀬あたりからのバス等の利用も可能である。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] | 1日平均 乗車人員[8] | 出典 |
---|---|---|---|
1978年(昭和53年) | 79,728 | ||
1992年(平成04年) | 39,134 | [* 1] | |
1993年(平成05年) | 39,279 | [* 2] | |
1994年(平成06年) | 77,885 | 38,896 | [* 3] |
1995年(平成07年) | 38,046 | [* 4] | |
1996年(平成08年) | 36,836 | [* 5] | |
1997年(平成09年) | 35,575 | [* 6] | |
1998年(平成10年) | 69,135 | 33,647 | [* 7] |
1999年(平成11年) | 67,656 | 32,893 | [* 8] |
2000年(平成12年) | 68,304 | 33,110 | [* 9] |
2001年(平成13年) | 65,923 | 32,751 | [* 10] |
2002年(平成14年) | 64,540 | 31,889 | [* 11] |
2003年(平成15年) | 65,923 | 31,964 | [* 12] |
2004年(平成16年) | 64,540 | 31,531 | [* 13] |
2005年(平成17年) | 64,086 | 31,208 | [* 14] |
2006年(平成18年) | 63,456 | 31,102 | [* 15] |
2007年(平成19年) | 63,310 | 31,516 | [* 16] |
2008年(平成20年) | 63,963 | 30,583 | [* 17] |
2009年(平成21年) | 61,906 | 29,568 | [* 18] |
2010年(平成22年) | 58,944 | 29,199 | [* 19] |
2011年(平成23年) | 57,905 | 28,910 | [* 20] |
2012年(平成24年) | 58,233 | 29,044 | [* 21] |
2013年(平成25年) | 58,819 | 29,321 | [* 22] |
2014年(平成26年) | 57,729 | 28,779 | [* 23] |
2015年(平成27年) | 58,426 | 29,115 | [* 24] |
2016年(平成28年) | 59,147 | 29,474 | [* 25] |
2017年(平成29年) | 59,640 |
駅周辺
南側に東上線と並行して国道254号(川越街道)が走り、地下鉄成増駅はその地下にある。西側に白子川があり、東埼橋が架かる。この付近にかつて川越街道白子宿が存在していた。武蔵野台地と荒川低地との境に当たる上に、白子川および支流の百々向川(暗渠化)の影響で当駅周辺は起伏に富み、坂が多い。
当地は石成村の名主田中家の17代・田中左京成益が開拓したとされる(青蓮寺[要曖昧さ回避]にある田中家の系図による)。
北口
駅前に7mに及ぶ高低差があったこともあって、1988年から計画的なまちづくり、北口再開発が行われた。第一次再開発では駅前ロータリーやバスターミナルの整備、西友と成増地域センター(アクトホール)を核とする複合施設「ACT」の建設、「ACT」と駅出入口を連絡するペデストリアンデッキなどが完成した。
第二次再開発では、板橋区立成増図書館、板橋成増ヶ丘郵便局、ハローワークプラザ成増などが入居する複合施設「アリエス」が建設された。
「成増北口通り商店街」は若干距離がある。
- 赤塚三郵便局 - 南東約300m
東京都立赤塚公園、赤塚城跡、板橋区立美術館、板橋区立郷土資料館、板橋区立赤塚溜池公園、乗蓮寺(東京大仏)、板橋区立赤塚植物園 - 北東約1.5km
巣鴨信用金庫 成増支店 - ACT内- 国際興業バス 成増駅北口案内所 - アリエス内
南口
南口側の商店街(「すきっぷ村」「すずらん通り」など)は地下鉄成増駅と当駅に挟まれたエリアにあり、人通りが多く、早くから繁栄した。2000年代に入ってからは、古くからの商店の跡地に飲食店やドラッグストアのチェーン店が多く進出している。南口駅前の緑屋跡地には、2007年4月に新規商業施設として「成増プライム」が開業した。また、パチンコ店も多く出店している。
- 地下鉄成増駅(旧営団成増駅) - 東京地下鉄(東京メトロ)有楽町線・副都心線の駅。
モスバーガー 成増店 - 1972年3月12日に開店した第一号店である。- 成増名店街ビル - ダイエー成増店が入居する。同社の本社機能も入居していた時期もあった。過去には丸井など何度かテナントの入れ替わりや建て替えなどを経ながら、街の商業の中核として機能している。
- 板橋成増郵便局
東京消防庁志村消防署 成増出張所- 東京都立光が丘公園 - 南約1.2km
バス路線
北口に国際興業バス・東武バスウエストの2社、南口周辺に前記2社と西武バスの路線バスが発着する。
北口
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1番 | 赤02 | 志村三丁目駅 | 赤羽駅西口 | 国際興業バス | |
赤02-2 | 志村三丁目駅 | ||||
2番 | 高01 | 下新倉・西高島平駅 | 高島平操車場 | ||
増17 | 区立美術館 | ||||
増19 | 下新倉 | 平日・日曜日・祝日の最終便のみ | |||
増14 | 下新倉・笹目橋 | 下笹目 | |||
3番 | 増100 | 戸田ボートレース場 | 競艇開催日のみ運行 | ||
4番 | 増07 | 南市場先回り | 宮本循環 | 東武バスウエスト | 13時台まで |
宮本先回り | 14時台以降 | ||||
宮本 | 南市場 | ||||
増09 | 吹上観音下 | 和光市駅北口 | 本数僅少 | ||
増10 | 和光市駅南口 | 平日1本のみ |
南口
停留所の場所は、以下の3つに分かれている。
- 南口ロータリー ※停留所名 - 成増駅南口
- 国道254号上、成増交差点西側 ※ 停留所名 - 成増町(西武バス)、成増駅入口(国際興業バス・東武バスウエスト)
- 国道254号上、成増交差点東側(上り車線のみ) ※ 停留所名 - 地下鉄成増駅(西武バス)、成増駅前(国際興業バス)
本項では成増駅南口停留所のみ記述する。国道254号上の各バス停留所発着路線については、地下鉄成増駅#バス路線を参照。
のりば | 系統 | 主要経由地 | 行先 | 運行事業者 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1番 | 泉33 | 南大和・長久保 | 大泉学園駅南口 | 西武バス | 深夜バス |
泉34 | 南大和 | 長久保 | |||
練47 | 下赤塚駅・豊島園 | 練馬駅北口 | |||
2番 | 増32 | 埼玉病院 | 東武バスウェスト | ||
埼玉病院 | 南大和 | 8:00 - 18:00の間 | |||
始発 - 7時台・18時過ぎ - 最終、平日のみ深夜バスあり | |||||
和06 | 税務大学正門 | ||||
埼玉病院・西大和団地 | 和光市駅南口 | 8:00 - 18:00の間 | |||
西大和団地 | 始発 - 7時台・18時過ぎ - 最終 | ||||
3番 | 増16 | 土支田交番 | 比丘尼橋 | 国際興業バス | |
増16-2 | 土支田交番・比丘尼橋 | 三軒寺 | 深夜バス | ||
石02 | 土支田交番・比丘尼橋・三軒寺 | 石神井公園駅北口 | 西武バス 国際興業バス | 共同運行 | |
石03 | 国際興業バス | 0 | |||
練馬北町車庫 | |||||
4番 | 光31 | 光が丘駅 | 西武バス | ||
練高01 | 光が丘駅 | 練馬高野台駅 | |||
練高02 | 光が丘駅・練馬高野台駅 | 南田中車庫 | 深夜バス |
ギャラリー
北口(2016年7月19日)
改札口(2016年7月19日)
ホーム(2012年2月4日)
改修前の南口(2004年11月22日)
改修前の北口(2013年10月17日)
駅構内の商業施設「エキア成増」(2016年7月)
当駅限定「東武鉄道電車焼き」(2016年12月)
隣の駅
- 東武鉄道
東上本線
■TJライナー・■快速急行
- 通過
■快速・■急行・■準急(準急は当駅から先小川町方面は各駅に停車)
池袋駅 (TJ 01) - 成増駅 (TJ 10) - 和光市駅 (TJ 11)
□普通
下赤塚駅 (TJ 09) - 成増駅 (TJ 10) - 和光市駅 (TJ 11)
脚注
- ^ abcdhttp://railway.tobu.co.jp/guide/station/info/7209.html2018年2月3日閲覧
^ 翌日、有楽町線が和光市駅まで延伸し、直接連絡ができるようになったため終了。
^ 本店 東武東上線成増駅出張所‐日本郵政
^ 駅情報(乗降人員) - 東武鉄道
^ 板橋区の統計 - 板橋区
^ 練馬区統計書 - 練馬区
^ 各種報告書 - 関東交通広告協議会
^ 東京都統計年鑑
出典
- 東京都統計年鑑
^ 東京都統計年鑑(平成4年)
^ 東京都統計年鑑(平成5年)
^ 東京都統計年鑑(平成6年)
^ 東京都統計年鑑(平成7年)
^ 東京都統計年鑑(平成8年)
^ 東京都統計年鑑(平成9年)
^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
^ 東京都統計年鑑(平成12年)
^ 東京都統計年鑑(平成13年)
^ 東京都統計年鑑(平成14年)
^ 東京都統計年鑑(平成15年)
^ 東京都統計年鑑(平成16年)
^ 東京都統計年鑑(平成17年)
^ 東京都統計年鑑(平成18年)
^ 東京都統計年鑑(平成19年)
^ 東京都統計年鑑(平成20年)
^ 東京都統計年鑑(平成21年)
^ 東京都統計年鑑(平成22年)
^ 東京都統計年鑑(平成23年)
^ 東京都統計年鑑(平成24年)
^ 東京都統計年鑑(平成25年)
^ 東京都統計年鑑(平成26年)
^ 東京都統計年鑑(平成27年)
^ 東京都統計年鑑(平成28年)
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
瀬尾公治 - 『涼風』『君のいる町』 『風夏』の3作品で当駅周辺を舞台にした漫画を執筆。
外部リンク
- 東武鉄道 成増駅
|